明日からの実務に役立つ理論・ノウハウを効率的に学んでいただけます。
※ラインナップ、それぞれの講座の詳細は変更の可能性があります。
購買履歴や仕入履歴、来店履歴、営業履歴、WEB上でいうならアンケートや閲覧履歴など。さまざまなビジネス行動データを安価に残せるようになったことにより、ビジネスデータを上手に活用すること注目が集まっています。
今までは多くの場合、EXCELを中心にデータを分析し、レポートを作成してきました。現在は、EXCELでは対応が難しい大量データの処理、複雑なデータの処理に有効なツールが「R」です。特に、マーケティングやサービス企画にかかわる方々にとって、以下のようなRを使うメリットがあります。 1:EXCELのLOOKUP関数より「簡単に高速に」データファイルの結合ができる 2:EXCELのピボットテーブルより「少し踏込んだ」クロス集計表が作成できる 3:EXCELで大量にグラフをつくる状況を、何枚でも自動でグラフが作成できる 多くはこの3つに集約されます。
本講座では、Rのインストールや操作から統計分析・ビッグデータ分析手法までを、「講義と演習」により1日でスキル獲得のサポートをします。
特にありません。Rなどの操作方法は丁寧に教えます。
EXCELを越えたデータを分析したい マーケティング、サービス企画などの担当者
【座学部分】 ・データサイエンスをビジネスで活用するためのPDCA運用方法がわかる ・データサイエンティストとはどんな人がどんなデータ処理をしているのかがわかる ・データ分析の基本的な考え方とその実例がわかる ・データ分析の応用の方法とその効果の実例がわかる
【実習部分】 ・EXCELのLOOKUP関数より「簡単に高速に」データファイルの結合ができる ・EXCELのピボットテーブルをより「少し踏込んだ」クロス集計表が作成できる ・EXCELで大量にグラフをつくる状況を、何枚でも自動でグラフが作成できる ・上記スキルの獲得によりデータ分析が効率化し、分析時間の削減が可能に
講座名 | Rではじめるビジネス統計分析講座[基礎編] |
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日時 | 2014年8月27日(水) 10:00~18:00(受付開始は9:30) |
場所 | 株式会社翔泳社 セミナールーム 〒160-0006 東京都新宿区舟町5 (地図) |
参加料 | 54,000円(税抜価格50,000円) ※テキスト代、書籍代含む |
参加特典 | 【事前に送付】 ・Rインストールガイド(PDF) 【当日お渡し】 ・オリジナルテキスト ・サンプルデータ ・翔泳社刊行書籍 「Rではじめるビジネス統計分析」 |
受講環境 | ・ノートPCご持参必須(Win/Macどちらでも可) *PC持参が難しい場合、事務局へご連絡ください。 【 Mail: info_bizws@shoeisha.co.jp 】 ・R,RStudioの事前インストール *インストール用の資料を事前送付。当日、実行環境の確認を行います。 ・Excelのインストール |
お支払方法 | クレジットカード/銀行振込 銀行振込をご希望の方は、ご登録の住所に請求書を郵送させていただきます。 請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。 また、領収書をご希望の方は、領収書の宛名・送付先を明記し、運営事務局までメールでご連絡ください。(銀行振込の方は、お振込み確認後に発行いたします。) |
※満席のため、お申込み受付は終了いたしました。
10:00-10:50 | 1.データサイエンスをビジネスで活用するには? (1) データをビジネスのPDCAにとりこむ方法 (2) 今、求められているデータ分析とは? a.現状把握の難しさ、あるべき姿を決める難しさ b.ロジックツリーとMECEをうまくつくるには c.改善要素がビジネスにあたえるインパクトを検討する (3) データサイエンスの現状 a.データサイエンティストはどんな人で、何をしているのか? b.ビジネスにおけるデータ分析のフローの概要 |
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11:00-11:30 | 2.分析環境の準備 (1)R、Rstudioのインストール状況を確認する (2) RStudioの機能紹介 |
11:30-12:30 | 昼食休憩 |
12:30-13:00 | 3.複数のデータを1つのデータにマージする (1)EXCELによるデータマージ (2)Rによるデータマージ(merge関数) |
13:10-14:00 | 4.より踏み込んだクロス集計 (1)EXCELピボットデーブルとクロス集計 (2)Rによるクロス集計(dplyr関数) (3)Rによるより踏み込んだクロス集計(dplyr関数) |
14:10-15:00 | 5.グラフを作成する (1)数値の種類とグラフ (2)Rによるグラフ作成(ggplotによるグラフ作成) (3)棒グラフの作成 (4)箱髭グラフの作成 (5)散布図の作成 (6) その他Rならではのグラフ作成方法の紹介 |
15:20-15:50 | 6.大量のグラフを作成する (1)繰り返し処理 (2)グラフを大量に作成する |
16:00-16:50 | 7.データサイエンスの基礎事例の紹介 (1)「どちらのほうが反応が良いのか?」を判断するためのデータ分析 a.現状とあるべき姿 b.題発見 c.データ分析 d.アクション (2)「集客効果の高い広告の組合せとはなにか?」を判断するためのデータ分析 a. 現状とあるべき姿 b.問題発見 c.データ分析 d.アクション |
17:00-18:00 | 8.データサイエンスの応用事例の紹介 (1)どんな顧客群をターゲットとすべきか? a.今どんなユーザが利用しているのかを知りたい b.利用している行動パタンでユーザを分類したい c.主成分を説明変数とする理由 d.クラスタリングの実行 e.今いるユーザがより継続するサービスを明らかにする (2)どんな行動をした顧客が継続利用するか? a.サービス利用してすぐにやめてしまう人を減らしたい b.「楽しさ」を統計ツールで構造化する c.クラスタリングの結果を説明変数とする理由 d.決定木分析により、すぐにやめてしまう人の行動を明らかにする |
酒巻隆治(株式会社ドリコム データ分析G シニアスペシャリスト)
専門は人間が環境に残す各種行動・購買ログの解析。博士(環境学)。 KDDI株式会社で、マーケティングリサーチ、アイトラッキングなどあたらしいマーケティング分析業務を経て、楽天株式会社の技術研究所にて研究開発業務に従事。 現在、ソーシャルゲーム、その他サービスのログ解析業に従事。データ分析で会社を少しでもバラ色の未来にすべく、がんばっている。 著書(共著含む)に『ビジネス活用事例で学ぶデータサイエンス入門』(ソフトバンククリエイティブ)、『Rではじめるビジネス統計分析』(翔泳社)がある。
里洋平(株式会社ドリコム データ分析G シニアスペシャリスト)
Rの東京コミュニティTokyo.Rの主催者。ヤフー株式会社で、推薦ロジックや株価の予測モデル構築など分析業務を経て、株式会社ディー・エヌ・エーで大規模データマイニングやマーケティング分析業務に従事。 現在、データ分析環境の構築やソーシャルゲーム、メディア、広告のデータ分析業に従事。美しい統計理論を少しでもビジネス利用すべく、がんばっている。 著書に『データサイエンティスト養成読本』(技術評論社)、『ビジネス活用事例で学ぶデータサイエンス入門』(ソフトバンククリエイティブ)、『Rではじめるビジネス統計分析』(翔泳社)、『戦略的データマイニング (シリーズ Useful R 4)』(共立出版)、『Rパッケージガイドブック』(東京図書)