日本企業におけるイノベーションの創出はいかにして可能となるでしょうか？
既存企業内での事業開発や、ベンチャーによる起業スタートアップを成功に結びつける条件とは何でしょうか？
今回のビズジェネ・カンファレンスでは、新規事業をどのように科学的アプローチで実践するかを、「顧客開発モデル」という手法で体系化したスティーブン・G・ブランク氏を招聘し、最新刊『スタートアップ・マニュアル』に基づく理論と実践手法を紹介します。
顧客開発モデルは、最近話題になったリーン・スタートアップの考え方にも影響した体系であり、ビジネスのアジャイル的なアプローチとしても注目されています。
また、日本での企業内事業創造、ベンチャースタートアップの第一人者を結集し、企業での実践や課題、海外での成功例などを検証するとともに、参加者の方との交流の場を設けます。
企業内での事業開発にかかわる方、起業や新規事業企画に携わる方の参加をおすすめします。

シリコンバレーの元シリアルアントレプレナー。CEOを含めてさまざまな役職で8社のベンチャー企業の創業と立ち上げに携わる。
起業家活動から引退後は、アントレプレナーシップ教育に従事。スタンフォード大学や複数の大学にて顧客開発とアントレプレナーシップについて教鞭をとる。顧客開発モデルの実践プログラム｢リーンローンチパッド｣を開発し、全米科学財団(NSF)に採用され、米国の大学発技術の商業化のためのトレーニングプログラム｢Innovation Corps(I-Corps)｣として展開されている。
2009 年スタンフォード大学マネジメントサイエンスエンジニアリング学部教育者賞、2010年カリフォルニア大学バークレー校Earl F Cheit 優秀教育者賞を受賞。サンノゼマーキュリー誌によりシリコンバレーのインフルエンサー10傑の一人として選出されている。
邦訳に『アントレプレナーの教科書』『スタートアップ・マニュアル』（翔泳社）がある。氏のブログ（www.steveblank.com）は世界中のアントレプレナーの必読ブログとして人気が高い。

スティーブン・G・ブランク氏　著作

『スタートアップ・マニュアル』
少人数でのベンチャー創業から大企業における新事業まで、事業立ち上げに際して常に手元に置いて参照するガイドブックです。本書は勘や運からではなく現場で起きていることを仮説検証による科学的アプローチで、マニュアルという本の性質どおり、Step by Stepで解決へと導きます。

本書のダイジェスト版は、こちらから、無料ダウンロード出来ます。イベント参加の前にお読みください。

『アントレプレナーの教科書』
【新規事業立上げ関係者必携のガイドブック】 製品開発に対する市場開発＝顧客開発。市場＝顧客作りにも研究開発手法があった。 シリコンバレーで8社のハイテクベンチャーに従事し、いくつものベチャーを自身で成功に導いたシリアルアントレプレナーによるベンチャー立ち上げ方法論の集大成。スタートアップがキャズムに到達するための実践的手法、新規事業立ち上げのHow toをステップバイステップで詳細に解説。

本書のダイジェスト版は、こちらから、無料ダウンロード出来ます。イベント参加の前にお読みください。

お申込の方全員へ進呈！！｢顧客開発モデル｣副読本

『顧客開発のトリセツ』
S.ブランク氏提唱する「顧客開発モデル」の初期ステップである「顧客発見」の実践手法に特化した副読書『顧客開発のトリセツ』は、本イベントで登壇頂く、堤孝志氏、飯野将人氏などによる翻訳で自費出版されたPDF書籍です。 原著者は「顧客開発モデル」の実践者であるブランド・クーパー氏とパトリック・ヴラスコヴィッツ氏で、「顧客発見」ステップを詳細に記述したガイドブックです。
原著:「The Entrepreneur's Guide to Customer Development: A cheat sheet to The Four Steps to the Epiphany」
原著の内容は、こちら
翻訳版の内容は、こちら （翻訳:堤孝志、飯野将人、他・自費出版・PDF版印刷可）

日本ユニシスにおいて、多くの業界での営業に従事した後、 2002年より執行役員兼事業部長として会社初の異業種連携を核としたビジネス開発事業を担当し、いくつかの事業を立ち上げた実績を持つ。 2005年よりCIOとして経営に参画、IT戦略立案・実行を推進する。
現在は、経営戦略立案、マーケティングおよび事業部門を統括、顧客との共創/BPOビジネスおよび戦略パートナーシップを最前線で推進する他、 若手・中堅の人材育成にも取り組む。

堤孝志　氏
総合商社、シリコンバレーのVCを経て、2003年から国内のVCに勤務。日米・アジアにて幅広くベンチャー投資活動を行う。傍ら個人的な活動として「顧客開発モデル」を中心とした講演、レクチャーを精力的に行っている。東京理科大学工学部卒。McGill大学経営大学院修了。訳書に『アントレプレナーの教科書』『スタートアップ・マニュアル』（翔泳社）、『クリーンテック革命』（ファーストプレス）がある。

飯野将人　氏
大手金融機関、米系コングロマリットといった大企業勤務の後、日米複数のスタートアップの経営に参画。その後2003年から2012年まで国内VCにてベンチャー投資に取り組む。2012年4月より西海岸発のハイテクベンチャー、ナント・モバイル取締役副社長に就任。傍ら個人的な活動として「顧客開発モデル」を中心とした講演、レクチャーを精力的に行っている。東京大学法学部卒。米国ハーバード大学経営大学院修了。訳書に『スタートアップ・マニュアル』（翔泳社） 、『クリーンテック革命』（ファーストプレス）がある。

倉林　陽　氏　株式会社セールスフォース・ドットコム コーポレートディレベロップメント シニアディレクター
富士通株式会社、三井物産株式会社にて国内及びシリコンバレーでのベンチャーキャピタル投資、及び投資先の事業開発業務に従事。 Globespan Capital Partners（米国ベンチャーキャピタルファンド）を経て2011年5月にセールスフォース・ドットコムに入社。 日本投資責任者として戦略投資を推進中。 ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学大学院(MBA)卒

荻島　浩司　氏　　株式会社チームスピリット　創業者、CEO
1996年ITコンサルティング会社を創業後、大手Sierの中で金融ソリューションの開発を行なってきたが、2011年3月自社サービスとしてForce.comネイティブのフロントウェア「チームスピリット」をローンチ、同年10月米国セールスフォース・ドットコムと資本提携を行い、サービス専業企業に業態を転換した。

森　亮　氏　株式会社オークニー　代表取締役
アルプス社（現在ヤフーの１部門）で電子地図「プロアトラス」の企画と事業化を担当、マップインフォ・ジャパンでの営業・マーケティング責任者を経て、2002年に株式会社オークニーを設立。地理空間情報分野のオープンソースコミュニティであるOSGeo財団日本支部代表者、OSGeo Foundation Charter member。「入門Webマッピング」（オライリー・ジャパン）の訳者代表、「FOSS4Gハンドブック」（開発社）の共同著者。

橋本　健太　氏 株式会社クックパッド　　執行役CTO
慶応義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。同博士課程在籍中に、研究員として細胞のコンピュータシミュレーションの研究を行う。 2004年にクックパッド株式会社の前身である有限会社コインへ入社、ユーザー向け有料サービス立ち上げに従事。2006年にはサイト全体のリニューアルを成功させる。 2008年7月クックパッドをRuby on Rails に全面リニューアル(当時Ruby on Rails製で日本最大、世界6位の大規模サイトに）。現職に至る。

丸山 健一 　氏 五稜化学株式会社 代表取締役
バイオテック向けに蛍光色素を研究試薬として展開する化学系ものづくり企業。 「顧客開発モデル」を取り入れ、起業プロセスを管理し、現在に至る。 スティーブン・G・ブランク著『スタートアップ・マニュアル』では、日本の顧客開発モデル実践企業として、「日本語版に寄せて」で、紹介された企業のうちの1社。

小林 伸泰　氏 株式会社もぐら 代表取締役
1998年にECサイトのハイソフトを個人でスタートさせてから2002年にアフィリエイトASPの電脳卸 2006年にダウンロード販売マーケットプレイスのXCREAM、2009年に名刺管理のメイシー 2012年にタクシー配車＆比較サービスアプリのタクシルとIT系のサービスを次々と立ち上げた 経験のあるシリアルアントレプレナー。メイシーから顧客開発モデルを踏襲してビジネス開発を している。現在も全てのサービスが存続し昨年スタートさせた事業以外は全て黒字化させている。

新井俊一　氏 株式会社もぐら 取締役技術担当
中学校卒業後、進学せずプログラマーとして働き始める。未踏ソフトウェア創造事業において(独)情報処理推進機構より天才プログラマーとして認定される。2008年よりメイシーの開発を開始し、その途上で「アントレプレナーの教科書」と出会い、感銘を受け、顧客発見プロセスを導入した。いまも顧客発見プロセスを使い、新たな事業機会を求めて、日々、多くの人に問いを投げかけている。

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お問合せ先

株式会社翔泳社 ビズジェネ・カンファレンス 運営事務局
E-mail：info_bizday@shoeisha.co.jp
TEL:03-5362-3843 （お問合せ時間：平日 10：00〜18：00（土日祝除く）