IMPACT MAPPING~インパクトのあるソフトウェアを作る

2014/02/14 13:0513:50

製品(Webサービス)を開発するとき、ビジネスの意図をどのように伝えますか?インパクトマップは、マインドマップを使った開発意図の共有記法です。
・中心(WHY) = ビジネス目標。
・第一レベル(WHO)=アクター。目標を達成するために、誰に働きかけるか。
・第二レベル(HOW)=インパクト。アクターの行動をどうかえるか。
・第三レベル(WHAT)=成果物。インパクトを得るための、製品の機能。

このように、「ビジネスの目標」と「ソフトウェアの機能」を、「アクター」と「インパクト」を使って結んでいくのです。簡単でしょ?そして、これをワークショップ形式のファシリテーションで、ビジネス側と技術側で合意をつくれば、「どうしてその機能が必要か」という思いを、一体感を持って共有できる、というわけです。

Profile

スピーカープロフィール

平鍋 健児 〔チェンジビジョン〕


株式会社チェンジビジョン
代表取締役社長

アジャイル開発の啓蒙と、株式会社チェンジビジョンを世界で一番愛されるツール astah の開発元として成長させることに全力を尽くしています。

著書『アジャイル開発とスクラム~顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント』、『ソフトウェア開発に役立つマインドマップ』、共著『要求開発』、翻訳『XPエクストリームプログラミング導入編』、『リーン開発の本質』、『アジャイルプロジェクトマネジメント』、監訳『アート・オブ・アジャイルデベロップメント』など多数。

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