ウェアラブル機器やIoTが急速に発展し、多種多様なデバイスとITサービスとが密接につながる時代が、すぐそこまで来ています。必要なのは、デバイスを心地よく使ってもらうために、従来のGUI(=パソコン的画面)にとどまらないUI/UXをイメージする力。ITエンジニアがサービス開発に直接関わるようになった現在、ITエンジニアにもこの力は今後不可欠です。
本セッションでは、UI/UX分野のトップランナーを迎え、UI/UXの向かう先や理想のUI/UXについて、熱く語っていただきます。
黒須 正明〔放送大学/人間中心設計推進機構〕
放送大学
教授
人間中心設計推進機構
理事長
放送大学教授が本務。あわせてNPO法人人間中心設計推進機構(HCD-Net)理事長をつとめて10年目になります。前職はメディア教育開発センター教授、静岡大学教授で、その前に合計17年間日立製作所(中央研究所、デザイン研究所)に勤務。出身校の早稲田大学と大学院では心理学を専攻。心理学、コンピュータサイエンス、インタラクションデザインをバックグラウンドとしてユーザ工学、人工物進化学などを提唱してきました。
渡邊 恵太〔明治大学/Cidre Interaction Design 株式会社〕
明治大学/Cidre Interaction Design 株式会社
総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 専任講師
1981年東京生まれ。博士(政策・メディア)インタラクションの研究者。知覚や身体性を活かしたインターフェイスデザインや、ネットを前提としたインタラクション手法の研究に従事しています。2009年慶應義塾大学政策メディア研究科博士課程修了。2010年よりJST ERATO五十嵐デザインインタフェースプロジェクト研究員。東京藝術大学非常講師兼任を経て、2013年4月より明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 専任講師。Cidre Interaction Design 株式会社 代表取締役社長。
【モデレーター】坪田 朋〔DeNA〕
株式会社DeNA
デザイン戦略室 室長
大手ネットサービス企業でCGM系サービスを開発、その後2011年にDeNAへ中途入社。現在は、UIデザイナーとして、UI/UXなどの講演・執筆などを行っています。最近は、デバイス問わず新規事業のUXデザイン、UI設計などに取り組んでいます。