【17-B-3】 リクルート式AIの活用法

リクルートテクノロジーズでは、これまで大量かつ多様なデータを使ってさまざまな機能開発を行い、データに真実を語らせてきました。この度、私たちは、これまで培ってきたノウハウをAPIとして共通化し、グループ会社内において誰でも簡単かつ低コストで利用できることを目的とした機械学習・AIのAPI群であるA3RT をローンチしました。このセッションでは、A3RTの詳細と実際のユースケース、例えばDeep Learningを用いた画像解析の事例や自動原稿校閲の仕組みのほか、半教師学習や自動パラメータチューニングなどの運用面の効率化などの事例を紹介します。また、このような技術を実際の施策に結び付けるにあたり、直面した課題や苦悩についてもリアリティをもってお話ししたいと思います。

石川 信行 [リクルートテクノロジーズ]

株式会社リクルートテクノロジーズ
ビッグデータ部 ビッグデータプロダクト開発グループ グループマネージャー

リクルート新卒入社8年目。カーセンサー.netで営業研修、Javaを用いたシステム開発に参加し、その後Hadoopの導入検証を担当。主要事業にHadoopを導入したのちビッグデータグループに合流し、事業対応リーダー、画像解析など技術開発に従事。シニアアーキテクトとしてプロフェッショナル職になった後に、現在、グループマネージャーとしてDeep Learningや機械学習ロジックをリクルートグループ内で有効に利用できるように、施策導入を強く意識したプロダクト開発を先導、リクルートグループ各社に導入を進めている。また、兼業で株式会社ミラセンシズの代表取締役を務め、最新技術を利用したアプリ開発を行っている。