【16-C-7】 子育て・介護に向き合うエンジニアが技術に取り組み続けるために

  

お子さんが生まれたことで、嬉しい半面、技術に向き合う時間が減ってしまったという声をよく聞くようになりました。また、多くの方が今後直面するであろう介護の問題も無視できません。
本セッションでは、大切な家族と向き合いながら、技術研鑽に励み続けるためにはどうすればよいか、当事者や現場をよく知るエンジニアのみなさんに語っていただきます。

【リターンシップって知っていますか?~子育て・介護しながら自分らしくはたらくために~】阿佐 志保
社会人経験がありながら、子育てや介護、家族の転勤などでそのキャリアを中途で止めなければならなかったが、その理由がなくなって社会に再度復帰するときにインターンシップのように働くことを「リターンシップ」と言います。
本セッションでは、出産をきっかけに離職した私がふたたびIT業界に戻ってきて「多様性のある組織」のなかでどう過ごしたかを、所属部署のリアルな事例をもとにご紹介します。これから子育てをひかえている若いエンジニアのみなさん、両親の介護などで離職を予定されているかた、そして育児/介護で離職したエンジニアを受け入れたい企業のみなさんに聞いていただければと思います。

【CTOが1ヶ月間の育休をとってみた話】横路 隆
昨今エンジニアが育休をとる事例は増えてきましたが、育休を取得する方はまだまだ少ないのが実状です。 freeeのCTOが、実際に1ヶ月間の育休を取得してみてどうだったか?なぜ育休をとったのか?働き方はどう変わったか?コードを書く時間はあるのか?なぜfreeeではみんな育休を取得するのか?育休を取得しやすい環境とは?などについてお話しします。

【エンジニアなら知っておけよ介護の現状】 竹下 康平
デブサミ登壇は7年ぶり???
介護×ITエンジニアDynakouがどっぷりはまった介護の現状を伝えるよ。
介護の現状とエンジニアとして俺らが何が出来るのか、伝えたいと思います。

※当初予定しておりました、平愛美様に代わりまして、阿佐志保様のご登壇となります。

阿佐 志保 [TIS]

TIS株式会社
戦略技術センター
Tech-Circle

金融系シンクタンクなどで銀行/証券向け業務システムのインフラ構築、製造業向け基幹ネットワーク構築を担当。 出産で離職後、育児をしながらLinuxやクラウドなどを独学で勉強し、技術書の執筆や専門学校の講師を経験。 2016年5月より、TIS株式会社の調査研究部門に所属し、広報・人材採用を担当しています。

■著書
『プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門』
『プログラマのためのDocker教科書 インフラの基礎知識&コードによる環境構築の自動化』など
_Dr_ASA asa.shiho

横路 隆 [freee]

freee株式会社
CTO

Ruby City 松江育ち。慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。在学時は大手企業向けe-learningシステムや動産担保融資支援システムの開発に携わる。修了後はソニーにてカメラの共通ミドルウェア開発に従事し、コンシューマー向け機器からプロフェッショナル向け機器まで多岐に渡る製品開発に携わる。2012年7月、freee創業に参加。

竹下 康平 [ビーブリッド]

株式会社ビーブリッド
代表取締役

1975年青森県生まれ。現、株式会社ビーブリッド 代表取締役、(一社)介護離職防止対策促進機構 理事、(一社)クラウド利用促進機構 理事/IT業界。現在は介護事業者向け総合サービス『ほむさぽ』を中心に、介護業界のテクノロジー利活用とICT化の普及のための相談・代行業務等を展開。「介護 IT」と検索すれば、上位にヒットする数少ない介護業界に精通したエンジニアとして有名だが、ディベロッパー界隈では、初代JAWS-UG(ジョーズユージー)初代代表として知られている。介護業界のITご意見番として、厚労省、老施協、行政等での講演活動や「月間老施協」「介護マスト」「介護ビジョン」「ヘルプマンジャパン」「アスキーWeb」等様々なメディアで情報発信中。
dynakou kouhei.takeshita