プログラム詳細

最高のパフォーマンスを叩きだす、次の時代のマーケティング組織 ~エンタープライズ・マーケティングマネジメント~ 14:10~15:00(50分)

日本企業は欧米企業に比べてマーケティングが弱いと言われていますが、個々のマーケティングプログラムをみると、必ずしもそうとは言えません。むしろマーケティングそのものではなく、その活動をいかにマネジメントするのかという点に差があることを問題視すべきです。このマネジメントを企業規模で戦略的に、全体最適の観点から行うことを、エンタープライズ・マーケティングマネジメントとよびます。属人的ではなく、このような組織としてマーケティングを行う力はグローバルでビジネスする上では必須となります。

プロフィール

  一橋大学 商学研究科教授 神岡太郎 氏
一橋大学商学研究科教授 国際CIO学会会長 工学博士。
北海道大学大学院博士課程(行動科学専攻)単位取得退学。 CIO(Chief Information Officer)、CMO(Chief Marketing Officer)あるいは一般的にCxO、企業における情報システム、Enterprise Marketing Management、Eマーケティング等に関心を持つ。著書に『CMOマーケティング最高責任者―グローバル市場に挑む戦略リーダーの役割』などがある。
ソーシャル・メディア時代を勝ち抜く、ビジネス・アナリティクス - 分析を武器とするマーケティング 15:10~16:00(50分)

ソーシャル・メディア時代が生み出すものは、これまで以上に密接な消費者との対話の機会です。この機会を有効に活用する企業が顧客の支持を得る一方で、活用できない企業はこれまでの支持基盤を失ってしまうリスクを孕んでいます。その成否は、対話の過程で発生する膨大で多様なデータをいかに活用するかにかかっています。本セッションでは、ソーシャル・メディアの台頭によってますます重要性が増しているビジネス・アナリティクス環境がどうあるべきかをご説明します。さらにSASが提供する最新のマーケティングソリューションをご紹介します。

プロフィール

SAS Institute Japan株式会社 ビジネス開発本部 CIグループ部長 高橋昌樹 氏
東京工業大学大学院卒、アクセンチュア(旧アンダーセンコンサルティング)にて国内ハイテク製造業、サービス業、流通業を中心としたコンサルティング、戦略コンサルティングに従事。2001年よりSAS Institute Japanにて、新規ソリューション製品のマーケティング・営業企画、分析コンサルティングサービスなどを推進し、現職に至る。現在は、マーケティング・CRM関連ソリューション製品の事業開発を統括している。
分析力でマーケティング革新を実現した先進企業 16:10~17:00(50分)

昨今、多くの企業はアナリティクスを志向し、様々なデータを集め、分析を始めています。ただし、アナリティクスは分析結果をアクションに移して、はじめて価値を生み出すものと考えます。 また、一度打ち手を打って終わりではなく、絶え間なく変化する顧客・マーケットに対応すべく、サイクルを回し続け、柔軟性・俊敏性を持つことも大事です。 今回は、アナリティクスを実際のマーケティングアクションに移し、成果を上げた改革事例をご紹介しながら、次世代のデジタルマーケティングについて、お話しさせていただきます。

プロフィール

アクセンチュア株式会社 経営コンサルティング本部 CRMグループ シニア・マネジャー 北條一馬 氏
成城大学文芸学部芸術学科卒業後、SI企業にてデータマイニングを活用したマーケティング分析や、DWH構築のプロジェクトに従事。2001年よりアクセンチュア株式会社にて、通信・ハイテク業界を中心に、BPR、IT戦略策定などのCRM関連のプロジェクトに従事。現在は、Webをはじめとしたデジタル領域のマーケティングを中心に担当。