Mizkan(以下、ミツカン)は「価値観で生活者とつながり、戦略、組織、仕事を変える」をビジョンに、DXを進めています。BtoBtoC企業が抱えてきた「生活者との接点が作りにくい」という課題を乗り越えるべく、デジタルを活かしたコミュニケーション・関係構築を推進する一方、社内では「未来ビジョン宣言」で描かれている10年後のあるべき姿を見据えて現状を整理し、デジタルの力で変革・改善していく地道な取り組みを続けてきました。
本セッションには、ミツカンのデジタル戦略の先頭に立つCDOの渡邉氏が登壇。マイクロソフトや日本マクドナルドなどを経てミツカンに入社した渡邉氏が、日本の食品メーカーのマーケティング・組織変革の見取り図をどのように描いているのか、デジタル浸透に向け社内の空気を変えていくための働きかけ、これまで展開してきたデジタルマーケティング施策について解説します。
渡邉 英右 [Mizkan Holdings]
株式会社Mizkan Holdings
執行役員 Chief Digital Officer デジタル戦略本部 本部長
岐阜県出身、一橋大学 大学院 国際企業戦略研究科(MBA)卒。日本マイクロソフトなどを経て、日本マクドナルドのマーケティング本部の上席部長としてスマートフォンのアプリやゲームと連携した施策をサポート。2018年11月、Mizkan Holdings 執行役員 CDO(Chief Digital Officer)に就任。