【30C-13】Day1-3 BIパッケージを使わないBIのあり方を考える

BIパッケージはデータ活用の救世主でした。しかし、やりたいことを実現するためには「カスタマイズ」が必要で、結果的にコスト負担が大きくなるという側面があります。クラウドサービスが普及し、マシンパワーの制約から解放された現代においても、BIパッケージが、データ活用の最適解なのでしょうか。本講演では、「BIパッケージを使わないBI」の可能性を探ります。

花谷 慎太郎 [ギックス]

株式会社ギックス
取締役アナリティックス事業リード

2001年、京都大学でニューラルネットワークを利用したダム管理支援システムに関する研究で修士号を取得。開発コンサルタントの日本工営株式会社にて、フィリピン、インドでのODA案件の上流計画立案・施工管理において水理解析・洪水解析・経済効果算定などの分析業務を担当。
IBM Business Consulting Services(IBCS、現在日本IBM株式会社と合併)では、事業戦略コンサルティング部門に所属し、製造業、通信業、医療メーカーなどを中心に、マーケティング戦略立案、成長戦略立案、新規事業の立案・立上げ支援などの戦略コンサルティングに従事。日本IBM内でビッグデータやアナリティクスのサービスを提供するBAO(Business Analytics &Optimization)のコンサルティング部門に転属し、ビッグデータ分析やソーシャルアナリティクスをリードする。
同社退職後、業績不振に苦しむ書店のターンアラウンドに参画し、徹底した数値に基づく経営改革を断行し半年弱でターンアラウンドを成功に収める。その後、経営戦略とアナリティクスの融合によるサービスの提供を目指し、株式会社ギックスに参画。アナリティクス領域でのデリバリーを統括し、顧客への直接的な価値貢献を一手に担っている。