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明日からの実務に役立つ理論・ノウハウを効率的に学んでいただけます。
※ラインナップ、それぞれの講座の詳細は変更の可能性があります。

顧客のジョブ(Jobs-to-be-done)を知り、顧客にとって意味のある差別化を行う

製品やサービスの違いを説明するだけでは差別化にはなりません。「差別化マーケティング」とは顧客のジョブ(Jobs-to-be-done)を知り、顧客にとって意味のある差別化を行うことです。

では、どうすれば意味のある差別化になるのでしょうか?

顧客の性別・年齢・職業・年収などの様々な属性を収集し、競合の機能、性能を調べても、何が購入されるための決定要因かは分かりません。売れたけど理由は分からないということも多々ありますし、どうすればもっと売れるか?次のステップを描くことはベテランマーケターでも至難の技です。

そこに欠けているのは、膨大な情報の収集ではなく、そもそも人は何を欲しがっているか、どのような状況で欲しくなるのかという「ジョブが発生する仕組み」を理解することです。

このアプローチを『イノベーションのジレンマ』で有名なハーバード大学クリステンセン教授が理論として確立しました。その後、設立したイノサイト社ではP&Gに代表されるような様々なグローバル企業において理論を実践し、数多くの実績を挙げています。この手法をイノサイト社の日本パートナーであるINDEE JapanがJOBSメソッド®として学びやすい形へと体系化しました。

 

本セミナーでは顧客について知るべき4つの視点である「ジョブ」、「ジョブの目的」、「ジョブを困難にしている障害」、「ジョブを解決するための代替手段」を学びます。さらに、この4つの視点で顧客理解をするための調査プロセスやインタビューの仕方、観察手法についても理解を深め、実践することを狙います。顧客の欲しい!で差別化した企画を社内で進めるための企画検討のステップも実践します。

クレイトン・クリステンセン教授設立のイノサイト社の日本におけるエクスクルーシブパートナーである INDEE Japanの山田 竜也 氏を講師に迎えて、日本にいながらにして「イノベーションのジレンマ」の内容を理解し、顧客のインサイトを発見する具体的な実践方法を理解するための講座です。

★ 本連続講座終了後に期待されるスキルアップ内容 ★

  • 顧客の欲しい!に響く、意味のある差別化方法を知る
  • 商品/サービス開発に「顧客のジョブ」の視点を入れるコツを理解できる
  • 既存の商品/サービスに「顧客のジョブ」があるかどうかの検証を可能にする
  • 新規事業開発に「顧客のジョブ」を組み込む方法を理解する

★ 受講対象者 ★

  1. 商品/サービス開発担当者および責任者
  2. マーケティング担当者、ブランドマネージャ
  3. 新規事業担当者および責任者
  4. イノベーターを目指す人、支援したい人
講座名 【第8回】「JOBSメソッド」ワークショップ
日時 2016年10月28日(金) 10:00~17:30(受付開始は9:30)
場所 株式会社翔泳社1F セミナールーム
〒160-0006 東京都新宿区舟町5 (地図
参加料 59,400円(税抜価格55,000円)
お支払方法 クレジットカード/銀行振込
銀行振込をご希望の方は、ご登録の住所に請求書を郵送させていただきます。
請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。
領収書 会員メニュー > 注文履歴 > [領収書出力]から、出力することが可能です。
出力方法の詳細は、こちらをご確認ください。
詳細・お申込みへ

タイムテーブル

       
10:00-11:00 1:差別化とジョブ(job)
顧客にとって意味のある”差”を考える
・何を差別化するのか?
- NG:モノの違いを説明では自己満足
- OK:顧客に欲しい!と感じてもらう
11:00-12:00 2:JOBSメソッド ジョブ(job)と目的 前編
「顧客のジョブ」から本当に欲しがっていることを理解する
・顧客は何を知りたいのか?
- NG:モノの性能を説明する
- OK:顧客の何が変わるのかを伝える
12:00-13:00 昼食休憩
13:00-14:00 3:JOBSメソッド ジョブ(job)と目的 後編
人間が本質的にやりたい事の切り口を理解する
・顧客は何に価値を感じるのか?
- 人間の欲求の本質
- 同じ属性でも状況で変わる
14:00-15:00 4:JOBSメソッド 違和感
ジョブ(job)を妨げていることを探す切り口を理解する
・欲しい!でも買わない理由は?
・顧客は代わりに何をしている?
15:00-16:00 5:顧客理解行動
ジョブ(job)把握のための調査手法
・一次情報
・インタビューの基本
・行動観察のポイント
16:00-17:30 6:企画検討の進め方・決め方
・顧客から得たインサイトの価値への変換
・周りの賛同を得られる企画の決め方

講師プロフィール1

山田 竜也(ヤマダ タツヤ)

INDEE Japan 代表取締役トレーニングディレクター。電気通信大学機械制御工学専攻 卒業。MIT Executive MOT 修了。NAL(現JAXA)にてカオス理論を研究。電通国際情報サービスにおいて黎明期の3D-CADの普及に携わる。構造・振動・流体等の受託解析を手がける。(小はリードフレームの接点~大は船舶・土木)製造業で設計業務の改革を進める中で、システムの限界を感じ、製品開発全体をテーマとしたiTiDコンサルティングの立上げに参画する。リスクマネジメント、ナレッジマネジメント、技術伝承、コストダウン等のプロジェクトを進める一方で、技術者や管理職を対象としたトレーニングプログラム、組織開発コンサルティングに軸足を移して行く。2011年インディージャパンを設立。事業開発、組織開発をテーマにコンサルタント、ファシリテーター(IAF認定 Certified Professional Facilitator)、トレーナーとして活動中。海外旅行好きで滞在国数は60カ国以上。

クレイトン・クリステンセン

1997年に出版した『イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』はベストセラーとなり、グローバル・ビジネス・ブック賞を受賞。他にも『イノベーションへの解』『教育×破壊的イノベーション』や『イノベーションのDNA』など数多くの著作がある。ハーバード・ビジネス・レビューに発表した論文のうち5本がマッキンゼー賞を受賞しており、イノベーションと成長に関する世界最高峰の研究者と知られる。2013年にも最も影響力のある経営思想家トップ50を隔年で選出する THINKERS50 のトップに2011年に引き続き2回連続で選ばれた。

Innosight LLC ( http://www.innosight.com/ )

本社は米国ボストン郊外のレキシントン。クリステンセン氏の科学的な理論を応用し、P&GやGMを筆頭に、世界的な企業の成長戦略と新規事業の創造を手掛ける。テレビ局、投資銀行、製薬企業、大学、病院など幅広い業種の顕著かつ持続性・再現性の高い成長を促す。現在コンサルタントは約50名在籍。大企業内での新規事業立ち上げ支援に注力し、最新の理論はハーバード・ビジネス・レビューに定期的に寄稿されている。

留意事項

  • 都合によりセミナー内容の一部が変更となる場合がありますので、ご了承願います。
  • 定員に達し次第、申込受付を締切らせていただきます。
  • ご本人が出席できない場合は、代理の方の参加が可能です。その際は「お申込者の参加証・代理参加者のお名刺2枚」をお持ちの上、受付までお越しください。
  • ご入金後のキャンセルはお受けいたしかねますのでご了承ください。
  • イベントという商品の特性上、10月21日(金)以降のキャンセルは、参加料未納の場合においても【キャンセルフィ100%】となり、お支払いただきます。
  • 参加者様のご都合によるキャンセルおよび欠席・遅刻によるご返金等は一切お受けしておりません。
  • 最少催行人数に満たない場合は、開催を中止することがありますので、ご了承願います。その際は、開催3日前までに、本ページおよびメールでご連絡いたします。
  • 自然災害、交通機関の事故、講師の発病等、不可抗力な事情により開催を中止することがあります。事前に中止が判明した場合は、本ページおよびメールにてお知らせいたしますので、各自でご確認ください。当日に中止が決まった場合は、本ページおよびメールと電話にてお知らせいたし、開催日の変更もしくは参加料の返金をいたします。 なお、旅費(航空券含む)や宿泊費とそれらのキャンセル諸費用については保障いたしません。
  • 会場は変更になる場合があります。その際は事務局よりご案内させていただきます。
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