明日からの実務に役立つ理論・ノウハウを効率的に学んでいただけます。
※ラインナップ、それぞれの講座の詳細は変更の可能性があります。
顧客の属性を眺めているだけでは、なぜ彼らが商品を雇うか(買うか)は見えてきません。ジョブインタビューは顧客の購買動機に直接つながる“顧客は何をやりたいのか?”を探るためのインタビューです。従来型のデモグラフィックやサイコグラフィックではない、顧客のジョブを把握する手法です。
JOBSメソッドを学び、ジョブとは何かを理解することと、実際にジョブを見つけることの間には大きなギャップがあります。本ワークショップでは、実際にインタビューを行うことでこのギャップを体験できます。「習うより、慣れろ」と言いますが、JOBSメソッドの実践にはまさにこの格言がピッタリきます。他人の状況を理解して自分をその場におき共感することができれば、相手の行動原理が見えてきます。
JOBSメソッドのフレームワークとジョブインタビューを実践訓練(対象者をリクルーティングしてのリアルインタビュー)により、1日で学べる実践的な講座です。
講師は、INDEE Japanの山田竜也氏。個人、グループでのワークを中心とした少数でのワークショップになります。お申し込みはお早めにお願いします。
ジョブインタビューとは、商品コンセプトが受け入れられるかの確認ではなく、「顧客は何をやりたいのか」を見つけるためのインタビューです。商品に対する顧客の認知や購買行動を探るのではなく、顧客はどのような人か、どんな状況にいるのか、を理解し、そこから生まれてくるジョブを発見し、それがどのように解決されれば購買につながるか、などの仮説を検証したり、新たなジョブを発見したりするのが目的です。
ジョブとは顧客が欲しい「もの」ではなく、それを雇ってやりたい「こと」です。ジョブの概念で説明すると「顧客は穴を開けるという用事を片付けるためにドリルを雇う」となります。これは機能的なジョブですが、実は「日曜大工をして家族に良いところを見せたい」という感情的な用事を片づけるために、組み立て式の家具とドリルを雇っているのかもしれません。今は何をしているか?何が障害になっているか、顧客の状況を想像しながらジョブを見つけるのがジョブインタビューです。
講座名 | 【第9回】「JOBSメソッド」ワークショップ |
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日時 | 2016年10月28日(金)10:00~17:30(受付開始は9:30) |
場所 | 株式会社翔泳社1F セミナールーム 〒160-0006 東京都新宿区舟町5 (地図) |
参加料 | 64,800円(税抜価格60,000円) |
お支払方法 | クレジットカード/銀行振込 銀行振込をご希望の方は、ご登録の住所に請求書を郵送させていただきます。 請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。 |
領収書 | 会員メニュー > 注文履歴 > [領収書出力]から、出力することが可能です。 出力方法の詳細は、こちらをご確認ください。 |
お申込み受付は終了いたしました。
10:00-12:00 | 1:事業開発に使うJOBSフレームワークとジョブインタビューの基礎 ■新カテゴリー開発のポイント - 新カテゴリーを考えるための新ジョブを考える ■ジョブインタビューとは - コンセプト立案前に行うジョブ調査のポイントを理解する - 購買行動ではなく、人/ジョブ/欲しさを知る ■JOBSフレーム - JOBSメソッドの基本を速習する ■仮説立案ワーク - 演習題材に対して、テンプレートを用いてジョブと価値提案の仮説を立案す |
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12:00-13:00 | 昼食休憩 |
13:00-15:00 | 2:ジョブインタビューの基礎 ■インタビュー訓練&準備 - 仮説検証につながるインタビューのポイントを学ぶ - 仮説に基づいてインタビュースクリプトを作成する |
15:00-16:00 | 3:ジョブインタビューの実践 ■インタビュー実践 対象者を招いてリアルなインタビュー |
16:00-17:30 | 4:インタビューの振り返り、仮説検証&再構築 ■インタビューの振り返り ■仮説検証&再構築 - インタビューで得られた情報で仮説を検証する - 次の調査に向けて仮説を再構築する |
山田 竜也(ヤマダ タツヤ)
INDEE Japan 代表取締役トレーニングディレクター。電気通信大学機械制御工学専攻 卒業。MIT Executive MOT 修了。NAL(現JAXA)にてカオス理論を研究。電通国際情報サービスにおいて黎明期の3D-CADの普及に携わる。構造・振動・流体等の受託解析を手がける。(小はリードフレームの接点~大は船舶・土木)製造業で設計業務の改革を進める中で、システムの限界を感じ、製品開発全体をテーマとしたiTiDコンサルティングの立上げに参画する。リスクマネジメント、ナレッジマネジメント、技術伝承、コストダウン等のプロジェクトを進める一方で、技術者や管理職を対象としたトレーニングプログラム、組織開発コンサルティングに軸足を移して行く。2011年インディージャパンを設立。事業開発、組織開発をテーマにコンサルタント、ファシリテーター(IAF認定 Certified Professional Facilitator)、トレーナーとして活動中。海外旅行好きで滞在国数は60カ国以上。
1997年に出版した『イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』はベストセラーとなり、グローバル・ビジネス・ブック賞を受賞。他にも『イノベーションへの解』『教育×破壊的イノベーション』や『イノベーションのDNA』など数多くの著作がある。ハーバード・ビジネス・レビューに発表した論文のうち5本がマッキンゼー賞を受賞しており、イノベーションと成長に関する世界最高峰の研究者と知られる。2013年にも最も影響力のある経営思想家トップ50を隔年で選出する THINKERS50 のトップに2011年に引き続き2回連続で選ばれた。
本社は米国ボストン郊外のレキシントン。クリステンセン氏の科学的な理論を応用し、P&GやGMを筆頭に、世界的な企業の成長戦略と新規事業の創造を手掛ける。テレビ局、投資銀行、製薬企業、大学、病院など幅広い業種の顕著かつ持続性・再現性の高い成長を促す。現在コンサルタントは約50名在籍。大企業内での新規事業立ち上げ支援に注力し、最新の理論はハーバード・ビジネス・レビューに定期的に寄稿されている。
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