Biz/Zine Day 2017 Summerは終了いたしました。ご参加いただき、ありがとうございました。
企業の中で新たなビジネス創造をおこなう「事業開発担当者」をターゲットにイノベーション、アントレプレナーシップ、ワークスタイル、テクノロジーの情報を発信し、経営層(経営企画、事業開発)や人材・組織開発、業務現場のリーダー層のみなさまに情報をお届けしてきたビズジンが、「IoTによるものづくり企業の生存戦略」をテーマにイベントを開催します。
午前の基調講演では、GEジャパン株式会社 代表取締役社長兼CEOの熊谷昭彦氏が登壇し、「デジタル・インダストリアル・カンパニー」をビジョンに掲げ変革し続けるGEの取り組みを紹介し、「ものづくり企業がIoTを軸に経営変革」を実施する際に役立つ、組織変革、リーダーシップ、研究開発、人事評価などに関して、来場者の参考になる知見を共有いただきます。
午後のセッションでは、「製造業の事業開発」をテーマに、ビズジンでもお馴染みの有識者により、「ものづくり企業の事業開発」の取り組みを多角的に掘り下げます。
具体的には、「ものづくり企業に潜む『イノベーションのジレンマ』の傾向と対策」、「ものづくり企業での事業開発経験者だからこそわかる事業開発の難易度と未来の製造業のカタチ」「ものづくり企業の伴走者だからこそわかる、R&D×知財×ビジネスデザイン」などの、多角的な視点から、ものづくり企業の事業開発を議論いたします。
ものづくり企業の事業開発担当者、研究開発担当者、知財担当者などにとって、有効なイベントです。是非、ご参加ください。
トーマス・エジソンが創業して125年となるGE(ゼネラル・エレクトリック)は現在、航空機エンジンや発電タービン、医療診断機器といったインフラ機器の製造業に事業ポートフォリオを集約させる一方で、ソフトウェアやアナリティクス技術を兼ね備える「事業変革」と、その事業にふさわしい「企業文化と社員の意識変革」に取り組んでいます。この講演では「デジタル・インダストリアル・カンパニー」をビジョンに掲げ、変革し続けるGEの取り組みをご説明します。
熊谷 昭彦
GEジャパン株式会社 代表取締役社長 兼 CEO
1984年GEに入社。日本や米国のGEプラスチックスでセールス、マーケティング、事業統括などを歴任後、1998年にGEプラスチックス・アメリカ 北東地域担当ゼネラルマネージャーに就任。2001年1月に日本ジーイープラスチックス代表取締役社長、同年12月にGE東芝シリコーンの社長兼CEOに就任。2006年2月、GEコンシューマー・ファイナンス社長兼CEOならびにGEのコーポレート・オフィサー(本社役員)を任命。2007年6月、GEヘルスケア・ジャパン社長兼CEOに就任し、2011年6月には同社会長に就任。2009年2月から2015年までGEヘルスケア・アジアパシフィックのプレジデント兼CEOを兼任し、2013年にGEジャパン株式会社 社長 兼 CEOに就任し現在に至る。GE入社前は三井物産株式会社に5年間勤務。カリフォルニア大学ロサンゼルス校 経済学部 卒業。
最新のIoTマーケットの状況、世界の事例やマイクロソフトの取り組みを紹介するとともに、どのようにIoTをパートナーとともに実現する方法があるのか、どう変化していくことで加速されるのか説明をします。
菖蒲谷 雄
日本マイクロソフト株式会社 デバイスパートナー営業統括本部 業務執行役員 IoTデバイス本部長
米ミシガン大学卒業。Web Hosting ベンチャー企業勤務の後、2001年日本マイクロソフト入社。Xbox事業部、エンタープライズサービス事業部を経て、2005年よりOEM統括本部にて主に国内外大手サーバーメーカーとの協業推進を担当。2015年4月より、IoTデバイス本部長に就任、国内のデバイスパートナーとWindows 10 IoT 及びAzure IoTを活用したビジネスモデルの変革に挑戦中。
製造業を中心とした事業創造の課題、特に「イノベーションのジレンマ」に対する誤解をご理解頂き、今後どうしていくべきかに関してご説明します。
村上 恭一
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授
青山学院大学大学院 法学研究科 客員教授
神戸大学大学院 経営学研究科 博士課程修了(日本企業経営専攻) / 青山学院大学大学院 法学研究科 修士課程修了(ビジネスロー専攻)。上記役職以外に大学の産学連携機構職員や大学設立の研究所職員・企業経済団体の顧問などや企業での教育研修等に多数携わっている。経営と知財の複合領域において、人事人財育成を主とした創新研究が関心領域。
鈴木 規文
株式会社ゼロワンブースター 代表取締役CEO
99年カルチュア・コンビニエンス・クラブ社、管理部門を統括するコーポレート管理室。東証マザース上場、東証1部指定替えプロジェクトメンバー。06年エムアウトにおいてアフタースクール事業「キッズベースキャンプ」を創業するとともに、兼務で新規事業開発シニアディレクターを歴任。同事業を東急電鉄に売却、3年間のPMIを経て、同社取締役退任後、11年事業創造アクセラレーター01Boosterを創業し、起業家支援、企業向け新規事業開発支援事業を行っている。2009年グロービス経営大学院アルムナイアワード受賞。
合田 ジョージ
株式会社ゼロワンブースター共同代表 取締役
MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手との国際アライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造によるデザイン白物家電の商品企画を担当。村田製作所にて、北米向け技術営業、米国半導体ベンダーとの国際アライアンス、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業に携わり、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略策定を実施。スマートフォン広告のIT StartupであるNobot社に参画、Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、同社のKDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定。現在は01Boosterにてコーポレートアクセラレーター・事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアを中心とした国際的な事業創造プラットフォームとエコシステム構築を目指している。日本国内の行政や大学を含む、多数の講演やワークショップ実施の実績あり。
IoTによる新ビジネス創出や、既存ビジネスの効率化や取り組みは既に多くの企業が着手済みとなりつつあります。昨今はビジネス価値に変換できるAnalyticsを手に入れることが、次のポイントになりつつあります。データドリブンなサービス提供、顧客や設備の状態にタイムリーに”刺さる”サービス提供を可能にする為のAnalyticsが求められています。SASは、弊社独自のイノベーションを引き起こす「アナリティクス・ライフサイクル」を推奨しており、そこにはそれを支える組織の組み立てが不可欠です。本講演では、「アナリティクス・ライフサイクル」の考え方と構造、それらが無理なく稼働できる組織のあり方についてご紹介します。
辻 仁史
SAS Institute Japan株式会社 プラットフォームソリューション統括部 IoT & Advanced Analyticsグループ 部長
2001年に入社。コンサルティング本部に配属され、モデル開発や分析組織の立ち上げに関わるコンサルティング業務に従事。現在はIoT分野全般におけるSASアナリティクス製品を統括。
※当初予定されていた「製造業×インターネットに学ぶ、業界の枠を超えた事業開発の本質」にご登壇いただく株式会社アペルザ 代表取締役社長 兼 CEO 石原 誠 氏の都合がつかなくなったため、急遽変更となりました。(8/8 20:30)
山田 竜也
INDEE Japan 代表取締役トレーニングディレクター
電気通信大学機械制御工学専攻 卒業。MIT Executive MOT 修了。NAL(現JAXA)にてカオス理論を研究。電通国際情報サービスにおいて黎明期の3D-CADの普及に携わる。構造・振動・流体等の受託解析を手がける。(小はリードフレームの接点~大は船舶・土木)製造業で設計業務の改革を進める中で、システムの限界を感じ、製品開発全体をテーマとしたiTiDコンサルティングの立上げに参画する。リスクマネジメント、ナレッジマネジメント、技術伝承、コストダウン等のプロジェクトを進める一方で、技術者や管理職を対象としたトレーニングプログラム、組織開発コンサルティングに軸足を移して行く。2011年インディージャパンを設立。事業開発、組織開発をテーマにコンサルタント、ファシリテーター(IAF認定 Certified Professional Facilitator)、トレーナーとして活動中。海外旅行好きで滞在国数は60カ国以上。
いま、製品の品質を向上させるだけで売れる時代とは違うアプローチが求められています。その解決手法としてデザイン思考やエクスペリエンス・デザインが注目されていますが、こうした視点やメソッドに共通するのは、"顧客の抱える課題への洞察と解決アイディアの発見"です。 電通および電通デジタルにご相談いただく、顧客戦略/事業・サービスコンセプト開発/実装支援のプロジェクト経験と気付きから、製品・サービス、事業開発、マーケティングの3つの視点をオーバーラップさせて"顧客へ届ける体験価値"を作っていくポイントについて語ります。
大地 崇
株式会社電通デジタル デジタルトランスフォーメーション部門 ビジネス/UXデザイン事業部 部長
リクルートにてインターネット分野の事業開発、R&D、テクノロジーマネジメントに関わったのち、06年から電通に参加。以降さまざまな業種において、マーケティング戦略、ブランド戦略、新規事業・商品開発支援を経験。現在は、クリエーティビティとビジネスを結びつけた顧客体験の刷新をテーマに、エクスペリエンスデザイン、ビジネスデザイン、ビジネスデベロップメントなどのプロジェクトをリードしています。
近年、イノベーション創出手法の一つとして、人間中心イノベーションやデザイン思考と呼ばれる、デザイン系の事業開発手法が注目を集めています。一方、これまでの製造業の事業開発の定石は、R&D活動で他社より先んじた技術を開発し、それを製品・サービスに適用していくものでした。一見すると、交わるところのなさそうな二つの文脈ですが、i.labではその「交差点」に挑むプロジェクトが多くなっています。本セッションでは、人間中心のデザイン系手法とR&D起点の技術系手法の今後の発展的統合について、プロジェクト事例からの実践的知見を紹介しながら、議論を深めたいと思います。
横田 幸信
イノベーション・ラボラトリ株式会社(i.lab) Managing Director
i.schoolディレクター。九州大学理学部物理学科卒業、九州大学大学院理学府凝縮系科学専攻修士課程修了、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程中途退学。修士課程修了後は、野村総合研究所にて経営コンサルティング業務に携わる。その後、イノベーション教育の世界的先駆機関である東京大学i.schoolでは、2013年度よりディレクターとして活動全体のマネジメントを行ってきた。イノベーション創出のためのプロセス設計とマネジメント方法を専門として、コンサルティング活動と実践的研究・教育活動を行っている。近著に「INNOVATION PATH」(日経BP社)がある。
寺田 知彦
イノベーション・ラボラトリ株式会社(i.lab) Business Designer
東京大学大学院新領域創成科学研究科修士。ESADE Business School (Spain) MBA。キヤノン株式会社に入社後、特許エンジエアとして映像機器の機械・電気・画像処理技術の知財戦略策定等に従事。MBA中に現地企業R&D部門とイノベーションに関するプロジェクトを実施。その後、外資系戦略ファームにて自動車や電子機器業界等の全社戦略立案等のプロジェクトに携わった後、現職。現在はi.labにて自動車、電機、産業機器、ヘルスケア等の業界の研究開発ビジョン策定や新規事業開発プロジェクトに携わる。事業計画作成やビジネスモデル構築、知財戦略策定、実務支援を専門としている。
三好 健宏
RENAULT-NISSAN ALLIANCE, Connected Vehicles and Mobility Services / Manager
東京大学生産技術研究所 修士課程修了(マテリアル工学科専攻)。本田技術研究所に入社後、車体の軽量化やF1電動パワートレインの高出力化など限界突破型シーズ研究の追求と、ダーウィンの海による淘汰を幾多経験しイノベーションプロセスに興味を持つ。その後デザイン室へ異動、"人間中心イノベーション"に取り組み、完全自動運転のコンセプトカーを東京モーターショーにて提案。現在はRENAULT-NISSAN ALLIANCEにて"自動運転のその先を創造する"をミッションとし、新たなモビリティサービスの社会実装を目指し活動中。
本川 智紀
ポーラ化成工業株式会社(ポーラ研究所) 肌科学研究部 上級主任研究員 理学博士
元京都大学霊長類研究所特別利用研究員、皮膚ガン解析国際プロジェクト(M-SKIP)メンバー。
入社後、シミの研究および美白成分の研究に従事。シミの増加メカニズムを発見し、国際化粧品技術者会で最優秀賞受賞(2012)、日本粧業会 業界発展功労者表彰受賞(2013)。日本人のシミ遺伝子の発見で、第一回日本色素細胞学会奨励賞受賞(2010)。その結果を基に日本人のルーツ研究を思いつき、国立科学博物館と共同研究を開始し、縄文人の肌の特性を解明(2015)。現在は、化粧品というフィールドを超えた価値創出をめざし、「新価値創出研究」と「新規事業開発」の両輪を回すべく奮闘中。
名称 | Biz/Zine Day 2017 Summer |
日時 | 2017年8月9日(水)10:30~18:00 ※受付開始10:00 |
会場 | 大崎ブライトコアホール 〒141-0001 東京都品川区北品川5丁目5-15 大崎ブライトコア3F |
主催 | 株式会社翔泳社 Biz/Zine編集部 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
特典 | ご来場された方には、ロゴスポンサーの株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン様よりご提供いただいております
書籍『ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム』を無料進呈いたします。 書籍のお渡しは、当日会場にて17時30分より行います。 |
注意事項 | ※プログラムの内容・講演者などは都合により予告なく変更する場合があります。 ※座席は先着順となります。混雑時には、立ち見となる可能性がございます。 ※再入場、途中の入退場が可能でございます。 ※お申込みされたご本人様のみご参加いただけます。代理でのご参加は出来ませんので、予めご了承ください。 ※ |
Biz/Zine Day 2017 Summer (以下、本イベント)へご興味をもっていただき、誠にありがとうございます。 お申込みにあたって本規約に同意・承諾いただけない場合は、本イベントに参加することはできません。 予めご理解の程よろしくお願いいたします。本イベントは、登録者の方々の個人情報を、会期当日までに協賛いただいた企業へ提供することを前提とさせていただいております。