X-1 06/22 10:00 ~ 10:30
スケールフリーネットワークで起こすDX2.0とQX(Quantum Transformation)

過去10年間、インターネット関連の企業が、大きな株式・企業価値を上げてきました。この背後には、スケールフリーネットワークという構造が存在します。このインターネットによる革命をDX1.0とすると、今後今まで繋がっていなかった物がネットワーク化する事によってDX2.0が起こる事になります。これが本当に実現するには、物とデジタルをネットワーク化する、CPS(サイバーフィジカルシステム)技術を、スケールフリーネットワーク化できるように実装する事が大切です。そしてその先には、量子インターネットの世界が開ける事になります。これらの重要な技術とコンセプトを、具体的な例を挙げながら説明します。

島田 太郎 [東芝]

株式会社東芝 執行役上席常務 最高デジタル責任者
東芝デジタルソリューションズ株式会社 取締役社長
東芝データ株式会社 代表取締役CEO
一般社団法人ifLinkオープンコミュニティ 代表理事
学校法人追手門学院 追手門学院大学 客員教授

1990年新明和工業株式会社。BoeingとMcDonnell Douglasに出向後、1999年Siemensの一部であるSDRCに入社し、SiemensKK、ドイツのSiemens本社等経験後、2015年専務執行役員に就任。2018年10月コーポレートデジタル事業責任者として株式会社東芝に入社。2019年4月執行役常務最高デジタル責任者、2020年4月執行役上席常務に就任。現在、東芝デジタルソリューションズ株式会社社取締役社長、東芝データ株式会社社代表取締役CEO、一般社団法人ifLinkオープンコミュニティ代表理事を兼任。自動車、精密機器設計、重工業、ソフトウェアのFAのエキスパートとして、大手グローバルメーカーのデジタル化コンサルも行う。現在はロボット革命と産業用IoTイニシアチブ、IoTアクセラレーションラボのアドバイザーとしても活動。