明日からの実務に役立つ理論・ノウハウを効率的に学んでいただけます。
※ラインナップ、それぞれの講座の詳細は変更の可能性があります。
本講座で解説する「行動観察」とは、以前は「既存製品/サービスのマーケティングや改善」「小売業の接客改善」などに活用されていました。顧客を洞察し、ビジネス改善のヒントを得る手法として捉えられていました。最近では、「新商品開発」「新事業創出」のための顧客洞察手法として、多種多様な業種の企業が注目している「思考法」です。
行動観察とは、その名の通り現場における顧客の観察を通じて、彼らの行動の背景や原因を分析し、現場(フィールド)に潜むニーズや課題を導き出す新たなマーケティング手法です。従来のアンケートやインタビューによる調査(言語化されたニーズなどを聞く手法)では、困難な「人間の無意識の行動」を構造的に分析することを目的としています。新たな商品・サービスコンセプトの構築や、新たな市場の発掘につながると期待されています。
本セミナーでは、行動観察の適用範囲の拡大により、その認知度を上げた大阪ガス行動観察研究所株式会社の主席研究員・越野孝史氏を講師に迎え、行動観察の概要から、それを支える体系およびスキル、実践方法、さらには日常業務への展開までを、ビデオ演習と事例を交えて解説します。本セミナーを通じて行動観察のコツを掴み、自社製品およびサービスのイノベーションや、洞察にもとづくソリューションの提案につなげましょう!
講座名 | 【第3回】イノベータのための行動観察ワークショップ |
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日時 | 2014年11月27日(木) 10:00~17:00(受付開始は9:30) |
場所 | 株式会社翔泳社 セミナールーム 〒160-0006 東京都新宿区舟町5 (地図) |
参加料 | 税込54,000円(税抜価格50,000円) |
定員 | 定員20名/最少催行人数:6名 |
お支払方法 | クレジットカード/銀行振込 銀行振込をご希望の方は、ご登録の住所に請求書を郵送させていただきます。 請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。 また、領収書をご希望の方は、領収書の宛名・送付先を明記し、運営事務局までメールでご連絡ください。(銀行振込の方は、お振込み確認後に発行いたします。) |
お申込み受付は終了いたしました。
10:00-11:00 | 1:ビジネスと行動観察【講義】 今なぜ行動観察が必要とされているのか、ビジネスにおいて行動観察がどのような有効性を発揮し、どのように活用されているかを、実際の改善事例と併せて解説。 1-1 背景:なぜ行動観察なのか ・マーケティングのパラダイム転換 ・サービスサイエンス 1-2 行動観察の特徴とビジネスにおける有効性 ・行動観察の対象となる人間の意識 ・ビジネスにおける有効性、活用シーンと事例 |
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11:00-12:30 | 2:行動観察理論【講義】 ただ単に「見る」ということから「観察する」レベルにまで到達するために必要な知識、実践にあたってのコツ、観察・分析に使える知見を紹介し、科学的な行動観察について解説。 2-1 観察者に関する基礎知識 ・観察者が陥りがちな穴 ・「見る」から「観察する」へ 2-2 観察に関する知識 ・さまざまな観察法 ・観察の計画 ・観察の準備 2-3 観察・分析を支援する知識と見方 ・さまざまな観察法 ・分析を支援するさまざまな科学的知識 |
12:30-13:30 | 昼食休憩 |
13:30-17:00 | 3:行動観察演習 複数のビデオ教材を用いて行動を「観察」し、観察で得た事実をもとにグループでディスカッションを行う「ワークショップ」を疑似体験。 3-1 ファインディングシートの書き方 3-2 ビデオ演習 3-3 グループワーク ・ビデオ観察とグループ討議、発表 |
越野 孝史(こしの たかふみ)
大阪ガス行動観察研究所株式会社
マーケティングソリューション推進部長
大阪ガス行動観察研究所主席研究員
1958年 福井県生まれ
1983年、立教大学経済学部卒業後、大日本印刷㈱、㈱ドゥ・ハウス取締役などを経て、2006年㈱エルネット入社。現在、㈱エルネット マーケティングソリューション推進部長。大阪ガス行動観察研究所主席研究員。行動観察を始めとしたマーケティングリサーチ、ソリューションの実施部隊を率いるとともに、「行動観察力育成講座(入門編)」講師を務めている。