明日からの実務に役立つ理論・ノウハウを効率的に学んでいただけます。
※ラインナップ、それぞれの講座の詳細は変更の可能性があります。
顧客のジョブ(Jobs to be done)とは、顧客が欲しい「もの」ではなく、それを買ってやりたい「こと」です。顧客の状況を理解し、なぜ商品を買ってくれるのかを理解する際に、クリステンセン教授の提唱する「ジョブ理論」が役に立ちます。
クリステンセン教授の理論に基づき、業界に訪れている破壊的な変化を理解し、未解決のジョブ(顧客が本質的にやりたいこと)を発見することで、新しい事業アイデアを作る手法が、本講座で扱う「JOBSメソッド」です。
「J-O-B-S」の4つの観点からなるフレームワークを使って体系的な問いを積み重ね、顧客像と解決すべき課題をあぶり出していくことで、「未解決のジョブ=ビジネスチャンス」を発見できます。
課題:取り組むべきテーマが見つからない。顧客の課題に確信が持てない。新しい商品・サービスを企画したが、「売れる理由」を上長・社内に説明できない。
課題:既存製品の拡販を図りたいが、方針が見えない。顧客の状況に合った価値提案ができていない。
課題:技術や製品のシーズはあるが、対象顧客がまだ見えていない。シーズ先行で進めた結果、売れない製品・サービスになってしまう。
講座名 | 事業開発に役立つ「JOBSメソッド」基礎講座 |
---|---|
日時 | 2017年1月31日(火)10:00~18:00(受付開始は9:30) |
場所 | 株式会社翔泳社1F セミナールーム 〒160-0006 東京都新宿区舟町5 (地図) |
参加料 | 54,000円(税抜価格50,000円) |
お支払方法 | クレジットカード/銀行振込 銀行振込をご希望の方は、ご登録の住所に請求書を郵送させていただきます。 請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。 |
領収書 | 会員メニュー > 注文履歴 > [領収書出力]から、出力することが可能です。 出力方法の詳細は、こちらをご確認ください。 |
お申込み受付は終了いたしました。
10:00-12:00 | 顧客のジョブ、JOBSフレームワーク基礎1 - Jobs to be doneとは - ジョブ視点での事業開発事例 - J-O-B-Sフレームワーク(前半) J:顧客のジョブは何か? O:なぜそのジョブを解決したいのか? - 【演習1:顧客に共感し、状況を理解し、ジョブを発見する】 |
---|---|
12:00-13:00 | 昼食休憩 |
13:00-15:00 | JOSフレームワーク基礎2 - J-O-B-Sフレームワーク(後半) B:解決策を選ぶときのバリアーは何か? S:今の解決策は何か? - 【演習2:顧客の行動への違和感を見つけ、提案の糸口を探す】 |
15:00-17:00 | JOBSメソッド実践プロセス - 【実践演習:JOBSメソッドでの事業アイデア考案】 - 事業アイデアからビジネスモデル・事業立ち上げ計画へ |
17:00-18:00 | 顧客のジョブの仮説検証と1次情報の集め方 - 仮説検証の進め方 - 1次情報の集め方(観察、インタビュー) - Q&A |
山田 竜也(ヤマダ タツヤ)
INDEE Japan 代表取締役トレーニングディレクター。電気通信大学機械制御工学専攻 卒業。MIT Executive MOT 修了。NAL(現JAXA)にてカオス理論を研究。電通国際情報サービスにおいて黎明期の3D-CADの普及に携わる。構造・振動・流体等の受託解析を手がける。(小はリードフレームの接点~大は船舶・土木)製造業で設計業務の改革を進める中で、システムの限界を感じ、製品開発全体をテーマとしたiTiDコンサルティングの立上げに参画する。リスクマネジメント、ナレッジマネジメント、技術伝承、コストダウン等のプロジェクトを進める一方で、技術者や管理職を対象としたトレーニングプログラム、組織開発コンサルティングに軸足を移して行く。2011年インディージャパンを設立。事業開発、組織開発をテーマにコンサルタント、ファシリテーター(IAF認定 Certified Professional Facilitator)、トレーナーとして活動中。海外旅行好きで滞在国数は60カ国以上。
1997年に出版した『イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』はベストセラーとなり、グローバル・ビジネス・ブック賞を受賞。他にも『イノベーションへの解』『教育×破壊的イノベーション』や『イノベーションのDNA』など数多くの著作がある。ハーバード・ビジネス・レビューに発表した論文のうち5本がマッキンゼー賞を受賞しており、イノベーションと成長に関する世界最高峰の研究者と知られる。2013年にも最も影響力のある経営思想家トップ50を隔年で選出する THINKERS50 のトップに2011年に引き続き2回連続で選ばれた。
本社は米国ボストン郊外のレキシントン。クリステンセン氏の科学的な理論を応用し、P&GやGMを筆頭に、世界的な企業の成長戦略と新規事業の創造を手掛ける。テレビ局、投資銀行、製薬企業、大学、病院など幅広い業種の顕著かつ持続性・再現性の高い成長を促す。現在コンサルタントは約50名在籍。大企業内での新規事業立ち上げ支援に注力し、最新の理論はハーバード・ビジネス・レビューに定期的に寄稿されている。
以下、講座は「事業開発に役立つ「JOBSメソッド」基礎講座」を受講後に、顧客のジョブをベースにしたビジネスアイデアを、ビジネスモデルに落とし込むための講座です。ツールとして、ビジネスモデルキャンバスの基礎、既存事業のケースから成功するビジネスモデルの9つの要素を理解する、JOBSのフレームとの連動、JOBSを起点としてビジネスモデルキャンバスを活用した新規事業の捉え方、ワークショップ、ビジネスモデルキャンバスを活用した事業立ち上げ計画書の描き方までを、1日で習得頂きます。JOBS講座の受講後に、ビジネスモデルまでの落とし込みを行いたい方、ビジネスアイデアは既にありビジネスモデルとしてブラッシュアップしたい方は単独で、受講をご検討下さい。
事業開発に役立つ「ビジネスモデルキャンバス」活用講座は、以下の課題に有効です。
お申込み受付は終了いたしました。