チームビルディング講座
～今いるメンバーで「大金星」を挙げる組織開発の法則～
開催日:10月18日(木)
講師:仲山 進也(楽天株式会社 楽天大学 学長)

変化が激しく正解のない時代に、指示命令なしでメンバーが自走する「チームの成長ステージ」を持つ“集団で試行錯誤する作法”とは？

右肩上がりの時代であれば、会社(部署)として優秀なリーダーの指示で100点を目指すという方針でも、みんながハッピーに仕事を続けることができました。リーダーが事業全体を掌握し、市場の成長スピードやトレンドを読みながら失敗しないように舵取りをしていけば、会社が成長する時代です。事業が成長している間というのは、全員がやりがいを感じることができるのです。

ところが、変化の激しい時代と言われている現在においては、事業の前提条件が時々刻々と移り変わるため、過去の成功体験を繰り返しても同じ結果を得ることが難しくなります。もはや、リーダー一人が変化をとらえてアクションを考えるのでは間に合わないほど、変化の要素が増えています。加えて、指示どおりにがんばっても結果が出ないとなると、メンバーのモチベーションがキープできなくなり、貴重な人材ほど先に流出していく、ということが起こってきます。

したがって、各自が考えて行動できる、自走型の「チーム」になる必要性があるわけです。しかし、多くのリーダーはこれまでのやり方・あり方のままでなんとか改善しようと努力しているのが現状のように思います。

そこで本講座では、どうすれば自走型のチームになれるかを考えていきます。

講師は、「チームづくり」のプロフェッショナルであり、楽天大学学長として楽天創業期から数多くの出店企業の成長を支援してきた、仲山進也氏が担当します。

【本講座で提供するもの】

がんばっているのに結果が出にくい「グループ」が、圧倒的な成果を上げる「チーム」に変わるための考え方を、単なる座学ではなくアクティビティを通して体験的に身につける。

タイムテーブル

※休憩は適宜、進行状況にあわせて10分前後確保します。
※グループに分かれてワークショップを行います。

講師プロフィール

仲山 進也(ナカヤマ シンヤ)

仲山考材株式会社 代表取締役、楽天株式会社 楽天大学学長

北海道生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。
シャープ株式会社を経て、1999年に社員約20名の楽天株式会社へ移籍。初代ECコンサルタントであり、楽天市場の最古参スタッフ。2000年に「楽天大学」を設立、楽天市場出店者45,000社の成長パートナーとして活動中。2004年、Jリーグ「ヴィッセル神戸」の経営に参画。2007年に楽天で唯一のフェロー風正社員（兼業自由・勤怠自由の正社員）となり、2008年には仲山考材株式会社を設立、Eコマースの実践コミュニティ「次世代ECアイデアジャングル」を主宰している。
2016年にJリーグ「横浜F・マリノス」とプロ契約、コーチやジュニアユース向けの研修を実施。
チームビルディングファシリテーターの長尾彰氏と共同開発した「チームビルディングプログラム」は、ネット/リアルを問わず、企業経営に劇的な進化を生み出すとの定評がある。著書に、『組織にいながら、自由に働く。 仕事の不安が「夢中」に変わる「加減乗除(+-×÷)の法則」』などがある。

講師 仲山氏のビズジン連載 トラリーマンに学ぶ「働き方」