明日からの実務に役立つ理論・ノウハウを効率的に学んでいただけます。
※ラインナップ、それぞれの講座の詳細は変更の可能性があります。
ビジネスにおけるデザイン思考の活用や、新しい製品やサービスを考えるうえでの顧客視点とビジネス視点の双方からの価値創出は、共にその重要性が世の中で語られて久しいです。しかし、実際に自社の製品やサービスを考える際に、どのように顧客視点を取り入れたらいいのか、最初の一歩にとまどうことも多いのではないでしょうか。
そうした中で、顧客の体験を可視化し、企業がビジネス視点だけではなく顧客視点からも課題を発見して施策を検討するための手法のひとつに、「カスタマージャーニーマップ」があります。この手法は、顧客体験を基点として事業全体を再構築する「サービスデザイン」において、現状分析やプランニングのためによく用いられています。
本講座では、まずサービスデザインの概要から、その中でカスタマージャーニーの果たす役割、どのような観点で作成するとより良い結果に繋がるかといった、レクチャーを行います。その上で、実際にカスタマージャーニーマップを描き、サービスを設計するワークを行うことで、カスタマージャーニーマップについての実践的な理解を目指します。
講師は株式会社コンセントのサービスデザイナーの赤羽太郎、内山啓文、川原田大地です。
新規事業開発や製品開発のプロジェクトにおいて、サービスデザインを多数実践するなかで、クライアントの課題や目的に合わせてさまざまなカスタマージャーニーマップを作成してきた経験をもとに、顧客視点を取り入れることの重要性や、ビジネスの現場での実践方法をご紹介しながら、カスタマージャーニーマップの作成方法から活用方法まで解説いたします。
• サービスデザインについて、より理解を深めたい方
• カスタマージャーニーマップについて、より理解を深めたい方
• 新規事業開発や商品企画などをお仕事にされている方
• ビジネスにおいて、顧客視点を導入したいと考えている方
• 組織内で人間中心設計のマインドを浸透させたいと考えている方
※カスタマージャーニーマップを作成した経験がない方への入門講座として特におすすめします。
講座名 | サービスデザインの現場から ~カスタマージャーニーマップの役割とそのつくり方~ |
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日時 | 2019年3月7日(木) 10:00~18:00(受付開始は9:30) |
場所 | 株式会社翔泳社 セミナールーム 〒160-0006 東京都新宿区舟町5 (地図) |
参加料 | 54,000円(税抜価格50,000円) |
お支払方法 | クレジットカード/銀行振込 銀行振込をご希望の方は、ご登録の住所に請求書を郵送させていただきます。 請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。 |
領収書 | 会員メニュー > 注文履歴 > [領収書出力]から、出力することが可能です。 出力方法の詳細は、こちらをご確認ください。 |
満席のため、お申込み受付は終了いたしました。
*適宜休憩が入ります。また、ワークショップの進捗状況や受講者との質疑応答により、若干、プログラムが変更される場合があります。予めご了承ください。
10:00-10:55 | レクチャー①「サービスデザインの時代、そのアプローチとしてのカスタマージャーニーマップ」
赤羽 太郎(株式会社コンセント:サービスデザイナー) イントロダクションとして、サービスデザインの概要や事例を紹介しながら、サービスデザインにおいてカスタマージャーニーマップの果たす役割の解説を行います。 |
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11:05-12:00 | レクチャー②「カスタマージャーニーマップの概要と分類、使いどころ」 赤羽 太郎(株式会社コンセント:サービスデザイナー) ワークショップに入る前に、カスタマージャーニーマップの作成方法や活用方法、どのような観点で作成するとより良い結果に繋がるかなど、具体的な解説を行います。 |
12:00-13:00 | 昼食休憩 |
13:00-16:00 | ワークショップ「カスタマージャーニーマップを描く」 内山 啓文(株式会社コンセント:ディレクター) 川原田 大地(株式会社コンセント:サービスデザイナー) 実際にカスタマージャーニーマップを描くプロセスを体験していただきます。カスタマージャーニーマップの書き方のコツや、注意すべきポイントなどを解説しながら、あるテーマにおける顧客の行動を書き出し、カスタマージャーニーマップを作成します。 |
16:00-17:15 | ワークショップ「カスタマージャーニーマップからサービスをつくる」 内山 啓文(株式会社コンセント:ディレクター) 川原田 大地(株式会社コンセント:サービスデザイナー) カスタマージャーニーマップをもとに、アイデアを発想するプロセスを体験していただきます。カスタマージャーニーマップをどのように活用するとより良いアイデアが発想できるのか、どこに事業機会が潜んでいるのか、といったヒントを解説しながら、実際にある企業の社員になったつもりで、一からサービスの設計を行います。 |
17:15-18:00 | プレゼンテーション/レビュー 赤羽 太郎(株式会社コンセント:サービスデザイナー) 内山 啓文(株式会社コンセント:ディレクター) 川原田 大地(株式会社コンセント:サービスデザイナー) グループごとにワークショップの成果をプレゼンテーションしていただきます。それを受けて、参加者同士でディスカッションをしたり、講師によるレビューを行ったりしながら、良かった点や補足すべき観点などをお伝えいたします。 |
赤羽 太郎(あかばね・たろう)
株式会社コンセント サービスデザイナー
国際基督教大学教養学部人文科学科卒。顧客視点での新規サービス事業開発や体験デザイン、またそれを生み出す組織やプロセスを作るコンサルティングに従事。Service Design Div.の大規模プロジェクトにおいて多数リードを務めている。UX/SD 関連セミナー登壇や国内外でのService Design Networkの活動のほか、UX Tokyo の Rosenfeld Media の UX 関連書籍の翻訳チームにも参加。飛び込み営業が社会人としての原体験であるため、泥臭いプロセスもわりと得意である。 HCD-Net 認定人間中心設計専門家。
内山 啓文(うちやま・ひろふみ)
株式会社コンセント ディレクター
産業機械メーカーで、設計/技術アドバイザー/生産現場「カイゼン」に従事しながら、産業技術大学院大学にてデザインとエンジニアリングを学ぶ。研究で介護業界の課題解決にHCDプロセスを適用してPJを実践。その本質的な考え方に共感し、コンセントへ転身。事業会社の経験を活かし、顧客と事業者双方の視点を行き来し、事業/サービス開発の支援を行う。
川原田 大地 (かわはらだ・だいち)
株式会社コンセント サービスデザイナー
大手ユニットハウスメーカー、都内デザイン事務所を経て2014年コンセントに入社。多岐に及ぶ新製品開発プロジェクトやデザインコンサルティングの経験を活かし、サービスデザイナーとしてクライアントの新規事業開発に関わる調査・分析業務やコンセプト開発、サービス戦略策定など多様なプロジェクトに従事。
アイデア創発を目的としたワークショップのファシリテーターも務める。
満席のため、お申込み受付は終了いたしました。
本講座の講師を務める赤羽/内山/川原田が所属する、株式会社コンセントのサービスデザインを専門とするチーム、 Service Design Div. では、プロジェクトの事例や、イベント・勉強会などの取り組み、サービスデザインに関するトピックなどの情報を発信する 『Service Design Park』というメディアを運営しています。ぜひ気軽にご覧いただき、多方面からサービスデザインやカスタマージャーニーマップについて考察する場としてご活用ください。
http://sd-park.tumblr.com/