世界におけるビジネスの潮流は、日本の製造業が世界の市場で輝いていた1990年代から、大きく様変わりしました。いま日本企業は、生き残りをかけてビジネスモデルや企業文化の変革を迫られています。
企業は最先端の技術やスキルを持つ人材を採用するだけでなく、彼らを活かすための新しい思想のマネジメント、いわばオペレーティング・システムを必要としています。その企業の新OSが、「OKR」です。
では、「OKR」とは何か。OKRは目標管理のフレームワークです。これまでのMBO(目標による自己管理)と異なり、OKRは企業内のメンバー全員を鼓舞するような野心的な目標を掲げます。そしてその目標に対する全員の目標をすべて関連付け、見える化し、方向感を統一して無駄なく重要事項に力を注げるようにします。
この「OKR」を活用することで、企業内の各部門がタコツボ化に陥らず、互いに最適な打ち手にフォーカスできるようになります。また、「OKR」は単に目標設定のフレームワークに留まりません。メンバーの魂を震わす目標に鼓動を与える、“日々の運用”に特徴があります。それは、透明化された企業内のOKRに対し、「行動の改善や調整の必要有無を判断する重要な情報を、消化できる形式で」吸い上げ、「高頻度で確認する」というものです。こうすることで企業全体が全体最適を志向しながら素早く意思決定を重ねることができ、常に重要なアクションを取ることができます。
本講座では、「OKR」とは何か、企業がこれを導入する時には何に気をつけ、どのように運用するべきかをワークショップを交えて半日で体感することができます。
講座名 | 目標管理と意思決定のための「OKR」ワークショップ |
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日時 | 2019年6月6日(木)10:00~16:00(受付開始は9:30) |
場所 | 株式会社翔泳社 セミナールーム 〒160-0006 東京都新宿区舟町5 (地図) |
参加料 | 54,000円(税抜価格50,000円) |
お支払方法 | クレジットカード/銀行振込 銀行振込をご希望の方は、ご登録の住所に請求書を郵送させていただきます。 請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。 |
領収書 | 会員メニュー > 注文履歴 > [領収書出力]から、出力することが可能です。 出力方法の詳細は、こちらをご確認ください。 |
満席のためお申込み受付は終了いたしました。
10:00-11:00 | 「OKR」とは - 世の中の経済の変化 - OKRが求められている理由 - OKRの3つのポイント - OKRにおける評価との関連性 |
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11:00-12:30 | OKRワーク(1) - OKRを設定する - ケースを用いたOKRの設定 ・会社OKR ・部門OKR ・チームOKR |
12:30-13:30 | 昼食休憩 |
13:30-15:00 | OKRワーク(2) - OKRを運用する ・チームMTG ・部門MTG ・会社MTG |
15:00-16:00 | OKRワーク(3) - OKRを評価し、人材を評価する ・現在の評価制度を見直してみる ・人事評価の新たな潮流を見てみる ・OKRをどのように人事評価に関連させるか考えてみる |
西川 哲郎(ニシカワ テツロウ)
Resily株式会社 取締役
東京大学工学部、同大学院工学系研究科卒業後、三井物産株式会社に入社。海外子会社管理・金融関連事業に従事した後、外資系ベンチャー商社に転職。その後、創業間もないResily株式会社に取締役として参画。
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