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カスタマージャーニーマップで、製品・サービスに顧客視点を導入する

ビジネスにおけるデザイン思考の活用や、新しい製品やサービスを考えるうえでの顧客視点とビジネス視点の双方からの価値創出は、共にその重要性が世の中で語られて久しいです。しかし、実際に自社の製品やサービスを考える際に、どのように顧客視点を取り入れたらいいのか、最初の一歩にとまどうことも多いのではないでしょうか。

そうした中で、顧客の体験を可視化し、企業がビジネス視点だけではなく顧客視点からも課題を発見して施策を検討するための手法のひとつに、「カスタマージャーニーマップ」があります。この手法は、顧客体験を基点として事業全体を再構築する「サービスデザイン」において、現状分析やプランニングのためによく用いられています。

本講座では、まずサービスデザインの概要から、その中でカスタマージャーニーの果たす役割、どのような観点で作成するとより良い結果に繋がるかといった、レクチャーを行います。その上で、実際にカスタマージャーニーマップを描き、サービスを設計するワークを行うことで、カスタマージャーニーマップについての実践的な理解を目指します。

講師は株式会社コンセントのサービスデザイナーの赤羽太郎、岡本拓、長尾真実子です。

新規事業開発や製品開発のプロジェクトにおいて、サービスデザインを多数実践するなかで、クライアントの課題や目的に合わせてさまざまなカスタマージャーニーマップを作成してきた経験をもとに、顧客視点を取り入れることの重要性や、ビジネスの現場での実践方法をご紹介しながら、カスタマージャーニーマップの作成方法から活用方法まで解説いたします。

【本講座で身につくこと】

• サービスデザインについての基礎的な理解
• カスタマージャーニーマップについての基礎的な理解
• カスタマージャーニーマップの作成方法と活用方法
• 顧客視点とビジネス視点双方からサービス設計を行う体験
• チームで合意形成を行いながらプロジェクトを進める体験

【本講座の受講対象者】

• サービスデザインについて、より理解を深めたい方
• カスタマージャーニーマップについて、より理解を深めたい方
• 新規事業開発や商品企画などをお仕事にされている方
• ビジネスにおいて、顧客視点を導入したいと考えている方
• 組織内で人間中心設計のマインドを浸透させたいと考えている方
※カスタマージャーニーマップを作成した経験がない方への入門講座として特におすすめします。

講座名 サービスデザインの現場から
~カスタマージャーニーマップの役割とそのつくり方~
日時 2019年10月17日(木) 10:00~18:00(受付開始は9:30)
場所 株式会社翔泳社 セミナールーム
〒160-0006 東京都新宿区舟町5 (地図
参加料 50,000円+税
お支払方法 クレジットカード/銀行振込
銀行振込をご希望の方は、ご登録の住所に請求書を郵送させていただきます。
請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。
領収書 会員メニュー > 注文履歴 > [領収書出力]から、出力することが可能です。
出力方法の詳細は、こちらをご確認ください。

満席のため、お申し込み受付は終了いたしました。


タイムテーブル

*適宜休憩が入ります。また、ワークショップの進捗状況や受講者との質疑応答により、若干、プログラムが変更される場合があります。予めご了承ください。

           
10:00-10:55 レクチャー①「サービスデザインの時代、そのアプローチとしてのカスタマージャーニーマップ」
 赤羽 太郎(株式会社コンセント:サービスデザイナー)

イントロダクションとして、サービスデザインの概要や事例を紹介しながら、サービスデザインにおいてカスタマージャーニーマップの果たす役割の解説を行います。
11:05-12:00 レクチャー②「カスタマージャーニーマップの概要と分類、使いどころ」
 赤羽 太郎(株式会社コンセント:サービスデザイナー)

ワークショップに入る前に、カスタマージャーニーマップの作成方法や活用方法、どのような観点で作成するとより良い結果に繋がるかなど、具体的な解説を行います。
12:00-13:00 昼食休憩
13:00-16:00 ワークショップ「カスタマージャーニーマップを描く」
 岡本 拓(株式会社コンセント:サービスデザイナー)
 長尾 真実子(株式会社コンセント:サービスデザイナー)


実際にカスタマージャーニーマップを描くプロセスを体験していただきます。カスタマージャーニーマップの書き方のコツや、注意すべきポイントなどを解説しながら、あるテーマにおける顧客の行動を書き出し、カスタマージャーニーマップを作成します。
16:00-17:15 ワークショップ「カスタマージャーニーマップからサービスをつくる」
 岡本 拓(株式会社コンセント:サービスデザイナー)
 長尾 真実子(株式会社コンセント:サービスデザイナー)


カスタマージャーニーマップをもとに、アイデアを発想するプロセスを体験していただきます。カスタマージャーニーマップをどのように活用するとより良いアイデアが発想できるのか、どこに事業機会が潜んでいるのか、といったヒントを解説しながら、実際にある企業の社員になったつもりで、一からサービスの設計を行います。
17:15-18:00 プレゼンテーション/レビュー
 赤羽 太郎(株式会社コンセント:サービスデザイナー)
 岡本 拓(株式会社コンセント:サービスデザイナー)
 長尾 真実子(株式会社コンセント:サービスデザイナー)


グループごとにワークショップの成果をプレゼンテーションしていただきます。それを受けて、参加者同士でディスカッションをしたり、講師によるレビューを行ったりしながら、良かった点や補足すべき観点などをお伝えいたします。

講師プロフィール1

赤羽 太郎

株式会社コンセント サービスデザイナー
国際基督教大学教養学部人文科学科卒。顧客視点での新規サービス事業開発や体験デザイン、またそれを生み出す組織やプロセスを作るコンサルティングに従事。Service Design Div.の大規模プロジェクトにおいて多数リードを務めている。UX/SD 関連セミナー登壇や国内外でのService Design Networkの活動のほか、UX Tokyo の Rosenfeld Media の UX 関連書籍の翻訳チームにも参加。飛び込み営業が社会人としての原体験であるため、泥臭いプロセスもわりと得意である。 HCD-Net 認定人間中心設計専門家。

講師プロフィール2

岡本 拓

株式会社コンセント サービスデザイナー
近畿大学国際人文学部四谷アート・ステディウム修了後、The Basel School of Design(スイス)にて修士課程修了。アムステルダムと香港にてビジュアルデザイナーとして勤務後、現在に至る。認定デザインスプリントマスター。

講師プロフィール3

長尾 真実子

株式会社コンセント サービスデザイナー
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科デザイン経営工学専攻博士前期課程修了(工学修士)。グローバルデザインプロジェクトの経験をもち、様々な文化・領域とのコラボレーションを通したデザインを学ぶ。グローバルデザイン戦略ファームを経て、2018年コンセントへ入社。コンセントではデザインアプローチによる事業/サービス開発の支援を行う。Service Design Network 日本支部の事務局としても活動。

留意事項

  • 都合によりセミナー内容の一部が変更となる場合がありますので、ご了承願います。
  • 定員に達し次第、申込受付を締切らせていただきます。
  • ご本人が出席できない場合は、代理の方の参加が可能です。その際は「お申込者の参加証・代理参加者のお名刺2枚」をお持ちの上、受付までお越しください。
  • ご入金後のキャンセルはお受けいたしかねますのでご了承ください。
  • イベントという商品の特性上、10月10日(木)以降のキャンセルは、参加料未納の場合においても【キャンセルフィ100%】となり、お支払いただきます。
  • 参加者様のご都合によるキャンセルおよび欠席・遅刻によるご返金等は一切お受けしておりません。
  • 受動喫煙対策強化のため全館禁煙(電子たばこ含む)とさせていただきます。本セミナールームがある新宿区は路上喫煙禁止区域となりますので、何卒ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
  • 最少催行人数に満たない場合は、開催を中止することがありますので、ご了承願います。その際は、開催3日前までに、本ページおよびメールでご連絡いたします。
  • 自然災害、交通機関の事故、講師の発病等、不可抗力な事情により開催を中止することがあります。事前に中止が判明した場合は、本ページおよびメールにてお知らせいたしますので、各自でご確認ください。当日に中止が決まった場合は、本ページおよびメールと電話にてお知らせいたし、開催日の変更もしくは参加料の返金をいたします。 なお、旅費(航空券含む)や宿泊費とそれらのキャンセル諸費用については保障いたしません。
  • 会場は変更になる場合があります。その際は事務局よりご案内させていただきます。

満席のため、お申し込み受付は終了いたしました。


事務局からのお知らせ

【ゴールデンウィーク休業のお知らせ】
誠に勝手ながら、下記期間中のお問合せ窓口を休業させていただきます。期間中のお問合せに関しましては、5月7日(火)以降の対応となります。ご了承の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
ゴールデンウィーク休業期間
2024年4月27日(土)~2024年5月6日(月)

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