「データ活用ができている状態」とは、そのデータを活用して「行動」や「意思決定」にポジティブな影響を与えられている状態を指します。しかし、多くのビジネス現場で行われていることは、実際には目の前のデータを可視化した結果を読み出すだけの「データ整理」であり「データ活用」ではありません。「データ整理」と「データ活用」にはどのような差異があるのでしょうか。また、具体的な成果につなげるための「データ活用」はどのように実現できるのでしょうか。
本講座では、このデータ活用を実践するために、以下の「5つのステップ」と「3つの仮説」により、実務で再現性をもって「データ活用」を実践するためのプロセスを修得いただきます。
【講座で解説する、データ分析活用の5ステップと3つの仮説】「ゴール・仮説設定」 ・ステップ1:何を実現したいか ・ステップ2:そのために何を知る必要があるか |
「課題・現状把握」 ・ステップ3:現状はどう客観的に見えるか |
「要因特定」 ・ステップ4:なぜそうなっているのか |
「結論」 ・ステップ5:これから何が言えるのか |
本講座では、これら5つのステップ全体について、データを用いた演習により、初心者でもそのプロセスを修得できるようプログラムを構成しています。
特にステップ3と4では、「標準偏差」「変動係数」「相関分析」「回帰分析」などのデータ活用で頻出する知識も解説し、基礎から演習を通じて理解が進むように工夫されたプログラムとなっています。
そして最終的に修得いただくのは、再現性高く、実務で活用できる“データ分析活用の型”です。
データ活用ができている状態に自身とチームを導くために、「データからどう情報を読み出すか」の方法論ではなく、考える「型」を修得していただければと思います。
・年間登壇日数150日以上
・年間サポート人数のべ3000人以上
・年間サポート企業数:平均20社以上
・超大手企業を始めとする多種多様な業界、業種における「データ分析活用」の知識理解~実践によるアウトプット創出までを実現
・トップレベルの依頼リピート率
当講座はZoomを利用したオンラインセミナーとなります。また講義中Excelによる演習を伴います。
受講にあたりまして、以下環境を事前にご用意ください。
・インターネット環境(ブラウザはGoogle Chromeを推奨)
※他のブラウザからのアクセスは正常に動作しない場合があります。
Google Chromeのダウンロードはこちら
・Zoomのダウンロード(ミーティング用Zoomクライアント)
※接続テストはこちら
・音声機器(ヘッドセットまたはマイク付きイヤホン)
・Excel(2010以降)※WindowsでもMacでも
以下のスキルをお持ちの方を対象とします:
・Excelで四則演算ができる
・Excelで基本的なグラフ作成ができる(棒グラフ、折れ線グラフ)
・Excelの関数の使い方を知っている(関数そのものの知識は不要です。入力方法のみ)
・データはあるが、それが活用されていない(活用する方法が分からない)と感じている方
・グラフや表を作っては、「眺めて終わり」となってしまっている方
・今までのやり方、勘と経験だけの判断に行き詰まりを感じている方
・上司や顧客に対して、説得力ある客観的な提案、説明ができていないという課題をお持ちの方
・データ分析手法は学んだが、実務で成果を出すに至っていない方
・BIツールなど道具は揃えたが、データ活用できていないと感じている方
1:目的や問題解決のためのデータ活用プロセスを修得します
2:仮説に基づいたデータ分析活用の考え方を修得します
3:実績や結果のグラフ化など、データ整理しかできていない人が、結果に至る背景や要因までをデータから導くテクニックを修得します
4:“結果”ではなく“結論”を出すための考え方やテクニックを修得します
→データ分析に基づいた客観的な意思決定や提案ができる(実務でデータを活かせる)力が身につきます。
データ整理と分析の違いについて、とても理解できました。データ整理で終わってしまっている場合が多く、分析に至っていなかった場合が、多くあると改めて認識できた。
とてもわかりやすい説明で、大変有意義な時間を過ごすことができました。
相関と因果の違いを丁寧に例示して、分かりやすく説明されたものに初めて出会いました。「気をつけましょう」としか書かれていない資料は多いので、本講座は非常に有益なものでした。
色々な角度でデータを見ることがあり得ることを心の底から納得できました。
講座名 | 5ステップで進める「データ分析・活用」実践講座【オンライン】 |
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日時 | 2023年8月29日(火)10:00~16:00 |
場所 | オンライン |
参加料 | 49,500円(税込) ※テキスト代含む |
お支払方法 | クレジットカード/銀行振込/Amazon Pay 銀行振込をご希望の方は、1、2営業日以内に請求書をPDF形式でお送りいたします。 請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。 |
領収書 | 会員メニュー > 注文履歴 > [領収書出力]から、出力することが可能です。 出力方法の詳細は、こちらをご確認ください。 |
テキスト | ご登録いただきました住所宛に【 事前に送付 】させていただきます。 ※ご入金の確認が取れた方へ8月22日(火)~25日(金)の期間中に宅配便で発送いたします。 8月24日(木)15:00以降の入金確認となる場合は、開催日までにテキストがお手元に届かない可能性があります。予めご了承ください。 ※送付先が異なる場合は8月21日(月)までにこちらより、お問い合わせください。 |
事前動画 | 講座概要と受講のポイントをご紹介した50分程度の動画をご用意しております。視聴の詳細につきましては、8月24日(木)までにメールでご案内いたします。当日は動画を視聴してから、ご参加いただきますようお願い申し上げます。 |
修了証明書 | 講座終了後の翌日以降に会員メニューから発行することが可能です。出力方法の詳細は、こちらをご確認ください。 |
お申込み受付は終了いたしました。
事前動画 | 「データ整理」から「データ分析」へ ※視聴時間50分程度の事前動画をご用意しております。視聴については、 5月19日(金)までにメールでご案内いたします。 |
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10:00-10:25 | 1:「データ整理」から「データ分析」へ A:データ活用、分析に必要な考え方について学びます ・「データ整理」と「データ分析の違い」とは ・「データ分析」に必要な思考プロセスと3つの問いかけ ・データ分析における仮説とは |
10:25-13:20 | 2:データの評価による課題絞り込み B:課題ポイントを特定する C:データの特徴を多面的に捉える データによる全体像の把握、評価、課題の絞り込みについて学びます。 ・課題絞り込みのための仮説の作り方 ・データの多面的な捉え方 ・多面的な評価の組み合わせから結論を導く ※BとCの間に、1時間の昼食休憩があります。 |
13:20-15:10 | 3:結果に至る要因を掘り下げる D:2つのデータから意味を見出す(相関) E:データの関係を数値で示す(回帰分析) 結果や実績確認で終わらせず、その要因や背景をデータで探る方法を学びます(相関、回帰分析)。 ・データ間のつながりから、要因の特定へ ・要因の仮説から分析につなげる ・関係性を数値化して具体的な意思決定へ |
15:10-15:50 | 4:ミニワークショップ ここまで学んだ内容を、自業務へ落とし込んでみます。 具体的には、自業務に応用するための分析前の「分析デザイン」をすることで、データ分析の目的や、目的からデータ特定、分析手法の設計までを体感頂きます。自席に戻った際に、着実な応用スタートを切れる準備を始めることが目的です。 ※受講者の人数や当日の進捗により、参加者間での小グループディスカッションを実施する可能性があります。あらかじめご了承ください。 |
15:50-16:00 | Q&Aほか |
柏木 吉基 (かしわぎ よしき)
データ&ストーリー合同会社代表、多摩大大学院ビジネススクール客員教授、横浜国立大学 非常勤講師
日立製作所入社。MBAを取得後、2004年日産自動車へ。海外マーケティング&セールス部門、組織開発部ビジネス改革マネージャ等を経て2014年独立。グローバル組織の中で、社内変革プロジェクトのパイロットを務め、経営課題の解決、新規事業の提案等、数多くの実績を持ち、これらを研修の強みにしている。米国ハーバードビジネススクール「Data Science for Business」修了。
著書:『問題解決ができる! 武器としてのデータ活用術 高校生・大学生・ビジネスパーソンのためのサバイバルスキル』『「それ、根拠あるの?」と言わせない データ・統計分析ができる本』(日本実業出版社)他、著書多数
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