講師が所属する企業bridgeが、500を超える新規事業プロジェクトのコンサルティング・伴走を実施して見えてきたのは、「早くつくり、失敗し、学ぶことのできる人材」の重要性でした。
そして、その人材に必要なスキルが「プロトタイピング」です。プロトタイピングは、頭のなかにあるイメージを形にしたり体験したりすることで具現化し、周りを巻き込みながら学習して進めていくことができる、新規事業に必須のスキルです。
テクノロジーの進化などにより、デザイナーやエンジニアのような「ものをつくれる」人たちではない人も、プロトタイピングが簡単に行えるようになってきています。ただ、ものづくりへの抵抗感からなかなか最初の一歩が踏み出せないケースが多々あるのが現実です。このような状態で、今までにないアプローチが必要とされる新規事業に取り組んでも、その成功確率は低いことが危惧されます。
本講座では、ノンデザイナー・ノンエンジニアである新規事業開発担当者、DXプロジェクトの推進者を受講対象としております。プロトタイピングの概要の理解とデジタルプロトタイピング手法の実践を通じて、デジタルプロトタイピングを自分の新規事業や新プロダクトで実施できるような状態を目指していきます。
講師は、多数の企業でのプロトタイピングコンサルティング、学術機関でのプロトタイピング研究の実績のあるbridgeの三冨氏が担当します。
当講座はZoom/Googleスライド および Googleスプレッドシート/Miro(オンラインホワイトボード)を利用したオンラインセミナーとなります。
受講にあたりまして、以下環境を事前にご用意ください。
・インターネット環境(ブラウザはGoogle Chromeを推奨)
※他のブラウザからのアクセスはZoomが正常に動作しない場合があります。Google Chromeのダウンロードはこちら
・Zoomのダウンロード(ミーティング用Zoomクライアント)
※接続テストはこちら
・Googleスライド および Googleスプレッドシート
※ご用意が難しい方は、事前にご相談ください。
・Miroのアカウント作成
※ご参加までに、Miroのアカウント作成をお願いいたします。
新製品・サービス、新規事業の担当者
<職種・お持ちの課題>
・社内新規事業において、アイデアの価値が検証できないまま投資をしてしまう
・新規事業構築において、仮説検証のやり方が噛み合わずに円滑に進まない
・新規事業として採択されたが、アイデアの価値に自信がない
・採択したアイデアをどのようにブラッシュアップすればいいのかわからない
・採択したものの価値の検証が不十分でPoCの仕様やゴールがあいまい
・価値検証のためのプロトタイプが作れず、膨大な外注予算が必要になっている
DX推進部門のプロダクト企画担当者・DX推進責任者
<職種・お持ちの課題>
・デジタルを前提とした新サービス・プロダクトを企画するが、アイデアの検証に課題を抱える
・DX部門でアイデアを検証した後に、事業部門やマーケティング部門を巻き込みプロジェクトを拡大させることに課題がある
・新プロダクトの追加予算を申請するために、経営層にプレゼンをするが上手く伝わらない
・プロトタイピングの基礎的な理解
・仮説の選定、検証方法
プロトタイプの重要性は理解していたつもりでしたが、改めて研究の紹介や先行事例の紹介を頂いて、どんなレベルのプロトでも大事であると考えさせられました。経験から何となくでしかわかっていなかったことを体系的に教えて頂き、考え方も変わった気がします。ありがとうございました。
実技指導とも言えるような内容で、今すぐ使えるアイディア・手法が盛りだくさんで大変勉強になりました。参考にできるサイトもいくつかご紹介いただいたので早速使ってみようと思います。
全体の手法を俯瞰できた。早く、安く作ってフィードバックを頻繁に回すことが成功につながるという経済学的なリファレンスもいただけた。
考え方やアプローチの方法がビジネスの基本、事業のプロジェクト推進手法に相通じるものがあるため新規事業担当以外にも参考になる点がたくさんあると思う
ビジネスアイデアを考える際にとても役立つ内容でした。今まで何となくで考えていたアイデアが、「どんな顧客になぜ必要なのか」具体的に考えられるようになりました。
講座名 | 新規事業開発のための「プロトタイピング」実践講座【オンライン】 |
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日時 | 2022年9月21日(水)10:00~18:00 |
場所 | オンライン |
参加料 | 66,000円(税込) ※テキスト(PDF)代含む |
お支払方法 | クレジットカード/銀行振込/Amazon Pay 銀行振込をご希望の方は、1、2営業日以内に請求書をPDF形式でお送りいたします。 請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。 |
領収書 | 会員メニュー > 注文履歴 > [領収書出力]から、出力することが可能です。 出力方法の詳細は、こちらをご確認ください。 |
修了証明書 | 講座終了後、修了証明書を発行することが可能です。ご希望の方はこちらより、お問い合わせください。 |
テキスト | 開催日より1週間後を目安に、PDF資料を事後ダウンロードにてご案内いたします。 |
お申込み受付は終了いたしました。
10:00-11:00 | プロトタイピング基礎講義 ・本日の進め方/ワーク概要の共有 ・プロトタイピング概要 ・プロトタイピングを実施するポイント |
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11:00-12:00 | プロトタイピング体験 |
12:00-13:00 | お昼休憩 |
13:00-13:30 | ワークショップの課題説明 ・ワークイントロダクション ・プロトタイピングしてもらう課題の情報インプット(ターゲット、企画案) |
13:30-15:00 | プロトタイピング設計 ・プロトタイピングしてもらう課題の説明 ・プロトタイピングする仮説の生成、優先順位付け ・プロトタイプタイピング戦略の策定 |
15:00-15:30 | プロトタイピング構築 ・アイデアチラシの作成 |
15:30-17:00 | プロトタイピング評価 ・グループ相互での簡易インタビューで評価 |
17:00-17:50 | 発表、グループワークでシェア |
17:50-18:00 | 全体Q&A、クロージング |
三冨 敬太 (みとみ けいた)
株式会社bridge/S&D Prototyping株式会社 代表取締役
2021年より株式会社bridgeに参加。プロトタイピングを短期間で身につける実践型研修「The Prototyping Learning Sprint」などを推進。プロトタイピング専門会社S&D Prototypingを創業。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科でプロトタイピングを研究。サイゼリヤがとても好き。
三冨敬太、初の著作『失敗から学ぶ技術 新規事業開発を成功に導くプロトタイピングの教科書』(9/20発売)
大長 伸行(おおなが のぶゆき)
株式会社bridge 代表取締役 プロジェクトデザイナー
2009年よりデザインファームのコンサルタントとしてデザイン思考を活用した商品・サービス開発、イノベーション人材育成プロジェクトをリード。2017年1月株式会社bridgeを創業。多様な業種、組織の200を超える新規事業・人材開発プロジェクトを横断し得た数々の失敗経験を形式知化し、企業内新規事業の創出とイノベーション組織づくりを支援する。特技は、後先考えずに安請け合いすること。
民主化する「プロトタイピング」の新潮流
■https://bizzine.jp/article/corner/243
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