【A-1】 12/11 13:00 ~ 13:50
普通の企業において
データとAIの活用を推進するために必要な人材とは?

どこの企業でも、経営者が「データ活用」「AI導入」って叫んで、その命を受けた中間管理職が何したららいいか分からず、とりあえず、コンサルに調査を依頼 したり、データを計測したり、高い分析ツールを購入したりして、でも何も実らず負のサイクルに陥ってます。なぜこんなことになるのか?どういう人材がいればこうならず、データとAIを活用できる企業になれるのか?企業における20年間の経験をもとに話したいと思います。

河本 薫[滋賀大学]

滋賀大学
データサイエンス学部 教授

1991年、京都大学応用システム科学専攻修了。大阪ガスに入社。1998年から米国ローレンスバークレー国立研究所でエネルギー消費データ分析に従事。帰社後、大阪ガスにてデータ分析による業務改革を推進。2011年からデータ分析組織であるビジネスアナリシスセンターの所長を務め、大阪ガスにおいてデータ分析組織を定着させた。日経情報ストラテジーが選ぶ初代データサイエンス・オブ・ザ・イヤーを受賞。2018年4月より現職。大阪大学招聘教授を兼任。博士(工学、経済学)。著書に『会社を変える分析の力』(講談社現代新書)、『最強のデータ分析組織』(日経BP)など。NHKプロフェッショナル仕事の流儀にも出演。