本セッションでは、開発現場の中で起きた課題をどう解決していったのかというお話や、技術力向上のための戦略や取り組み、変化を恐れず新しいことに挑戦し壁を乗り越えた経験などを5分間のLT(ライトニングトーク)形式で語っていただきます。
若手エンジニアならではの挑戦と、そこからどのような学びが得られたかについて語ります。
個人開発からハッカソンで入賞、次はビジネス化や!!! 8ucchiman
生成ai大合戦(ハッカソン)のファイナルピッチデモデーが2024年3月24日にありました。
2月23日から2週間のプロダクト作成期間でrobot arm(Ro8arm)を使って絵を描くプロダクトを作成し、最終的にメイン部門で3位になりました。
プロダクト作成から、会場内の300人超のオーディエンスの中で、成果物をプレゼンするまで、大変貴重な経験ができました。
こうした経験を踏まえ、ハッカソンや個人開発の意義、可能性について、お話しできればと思います。
また、作成したプロダクトの進捗報告もできたらと思います。
なんでもAI屋さんからMLエンジニアチームへ~開発プロセス変革の挑戦~ 尾座本 耕平[NTT東日本]
我々のAI内製開発チームが設立から3年を迎え、ゼロから始めたMLエンジニアたちはコンペでメダルを獲得できるようになり、開発プロジェクト(主に画像AI)も増えてきました。しかし、開発のやり方が属人化してしまい、エンジニアがデータの授受、整理などモデル開発以外に時間を取られる環境が生まれました。本セッションでは、属人化していたモデル開発プロセスについて、若手が周囲を巻き込んでVSMを活用し、エンジニアフレンドリーなプロセスを導入するまでのエピソードをご紹介します。
OSSコミュニティの魅力 新卒配属後1か月でOpenJDKにプルリクを出して気づいた「今」からすべきこと 田端 大志[富士通]
OpenJDKはJavaランタイムの実装で、LOC12Mからなる超大規模OSSです。
そんなOSSに、入社して1カ月の新人が業務でプルリクを出すことになりました。
OpenJDK独自の複雑なプルリク時ルールの理解に苦しみ、超一流のグローバルエンジニアによる厳しいレビューにも耐え、ようやくマージされたときの感動を共有します。そして、そこで学んだOSSの魅力(最高の学びと成長の場)と、我々若手エンジニアは「今」何をすべきかをお伝えします。
尾座本 耕平[NTT東日本]
東日本電信電話株式会社
先端テクノロジー部 デジタル技術部門 AI技術担当
東日本電信電話株式会社先端テクノロジー部 デジタル技術部門 AI技術担当2021年にデータサイエンティストとして新卒入社。修士研究で音声のディープラーニングを扱い、AIの実社会への応用に興味を持つ。入社後は主に社内のインフラ設備画像を扱うAI施策に関わりつつ、オンプレ・クラウド・SaaS等の開発環境の整備を徐々に任されてゆく。Dockerの素晴らしさに気付きつつあり、最近はk8sを勉強中。
田端 大志[富士通]
富士通株式会社
ソフトウェアオープンイノベーション事業本部 アプリケーションマネジメント事業部
学生時代、バイト先のドラッグストアのためにAndroidアプリをJavaで開発することをきっかけに、プログラミングの世界に足を踏み入れる。
同時期に富士通のインターンシップに参加、Javaを始め主要なソフトウェアの最新技術がオープンソースで開発されていることを知り、OSSに興味を持つ。その後富士通に入社。学生時代の「Javaを使う」生活から、入社後は「Javaそのものを作る」生活に激変。
休日はHHKB(US配列)でLinux、Windowsそれぞれの物理マシンと戯れながら自己研鑽の日々を送る。