【C-5】 モバイルソリューションベンダーが集結 - 日本の企業は本当にモバイルを必要としているのか? -

私用のノートPCやモバイルを業務で活用する「BYOD」という言葉が流行りましたが、みなさんはどう感じましたか?「そんなことができるはずない」と黙殺した現場も少なくないはずです。前向きになれない現場には、モバイルがいる企業システムの未来というものが、なかなか想像できないのではないでしょうか。ところが、Oracle、SAP、IBM、Microsoftなどの大手製品ベンダは、モバイルの活用を前提とした製品を次々にリリースしており、「モバイルファースト」が世の中のあらゆるシステム開発を支配しようとしています。彼らは、企業システムの未来に、モバイルは重要な要素と捉えているようです。モバイルを導入して何が嬉しいのでしょうか。業務はどのように姿を変えるのでしょうか。技術革新の真っ只中にあるエンタープライズモバイルの全体を掴むべく、製品ベンダ4社を集め、SI/情シスの視点からその答えを探ってみましょう。

川田 寛〔NTTコムウェア〕

NTTコムウェア株式会社 技術SE部
html5jエンタープライズ部

Web標準/HTML5の推進を行うコミュニティ活動家。エンタープライズにフォーカスし、中立の立場から、フロントエンドの技術要素の動向を、雑誌・ネットメディアを通じて発信しています。また定期的に、コミュニティ主催イベント「HTML5エンタープライズ ナイトセミナー」を開催し、中立の立場からエンタープライズITの全体像を世の中へ発信しています。本イベントでは、エンタープライズ所属の人間として、「モバイルは本当に日本の企業で活用できるのか。」「どうすれば提案できるのか。」といった内容を、理想論を捨てて、徹底した現場視点から切り込んでいきます。
http://furoshiki.hatenadiary.jp/ kawada_hiroshi hiroshi.kawada.758


井上 憲〔日本オラクル〕

日本オラクル株式会社
Fusion Middleware事業統括本部 ビジネス推進本部 製品戦略部 マネジャー

2006年に日本オラクルに入社。製品エンジニアとしてSOAやアプリケーション開発フレームワークをはじめとするミドルウェア製品の案件に多数関わったのち、ミドルウェア製品戦略部にて日本でのミドルウェア技術普及に関わっています。現在は主にモバイル開発フレームワーク、モバイルセキュリティ、エンタープライズアプリケーション連係を中心とするオラクルのモバイル関連製品の市場開発に携わっています。


大西 彰〔日本マイクロソフト〕

日本マイクロソフト株式会社
デベロッパー エクスペリエンス & エバンジェリズム統括本部 エバンジェリスト

C言語のプログラマから出発、SE、コンサルタント、サポート、プリセールス、国際化アーキテクトなどの経験を重ね、様々の挫折を乗り越えながら、IT業界26年目です。2005年9月にマイクロソフトに入社し、メディアを使ったマーケティング、Silverlightテクニカルマネージャを経て、現在Windows、Windows Phone、Xboxのテクニカルエバンジェリストを担当しています。趣味は当てのない散歩。座右の銘は「踏まれてもなお立ち上がる道の草」です。
http://blogs.msdn.com/b/aonishi oniak3 akira.onishi


井口 和弘〔SAPジャパン〕

SAPジャパン株式会社
Analytics&Mobility ソリューションズ ディレクター

外資系CRMベンダーなど数社でエンジニア・プリセールスを経験。SAP入社後はERP/CRMソリューションのプリセールスを担当、現在はモバイル製品・アナリティクス製品に関連するプリセールスを担当。モバイルに関しては、業務でのモバイル活用、ITから見たモバイルプラットフォームなどのさまざまな視点での「モバイルについてわかりやすい」情報発信を心掛けています。
http://www.sapjp.com/blog/archives/author/iguchi


佐々木 志門〔日本アイ・ビー・エム〕

日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業本部 WebSphere事業部 テクニカル・セールス

MobileFirst推進とWorklight等ソフトウェア製品販売の技術支援を担当。以前はSIer部門でJava言語やオープンソース技術を用いたシステム開発に上流工程からプログラミング、テストまで従事。東北復興プロジェクトにて、クラウドとタブレットを用いたHTML5モバイルWeb開発に、チームリーダーとして従事したことをきっかけに、HTML5/JavaScript/Cordovaへスキルシフト。2020年までに日本を優れたアプリで満たし、東京オリンピックに訪れた海外からの方々を驚かせるのが野望。モバイル開発で大切なことは「スピード」「捨てる勇気」「エンゲージメント」の3つと信じています。
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