この数年、Webを取り巻く環境は再び大きな変革期を迎えているようです。
インターネットへの接続環境やデバイスの多様化はもちろん、コンテンツそのものも比較的静的なものからより動的なコンテンツが求められ、制作・開発にかけられる予算や時間もこれまでとは変わってきているのではないでしょうか。従来のように職能ごとに分業化され、デザイナーはデザイナーの職務、エンジニアはエンジニアの職務をおこなうだけではなく、ひとつのプロジェクトをスムーズに進行させるためには互いの職域の理解や歩み寄りが求められているようです。
本セッションでは、変化し始めた制作の現場を取りあげながら、この先の未来を考えてみたいと思います。
こもり まさあき
フリーランス
デザイナー
1972年生まれのフリーランス。1990年代前半に都内のDTP系デザイン会社にてアルバイトを開始。大学卒業後そのまま正社員となり、入出力業務、デザイン業務、ネットワーク関連業務に並行して従事。2001年、会社を退職しそのままフリーランスの道へ。案件ごとに業務内容や立ち位置が異なるため、職域的な肩書きはなし。