ヌーラボは社員二十数名の小さなチームですが、Cacoo(http://cacoo.com/)をはじめ開発しているウェブサービスは世界中で使われています。
この数年のうちに、サービスの成長にあわせてチームは台湾、インドネシア、シンガポール、そしてアメリカへとグローバルに広がってきました。
サービスを世界で使ってもらうためにどんなことを行ったか、その成長にともない生じた課題にどう対応したか、
そして現在は何に取り組んでいるかといった内容について、技術面やチーム運営を含むプロセス面の双方からお話します。
そこから、グローバルに利用されるサービス作りで大事なことは何かを考えてみたいと思います。
染田 貴志〔ヌーラボ〕
株式会社ヌーラボ
テクノロジー・エバンジェリスト
2002年に京都大学大学院情報学研究科を卒業後、サン・マイクロシステムズ株式会社に入社しました。2005年の未踏ソフトウェア創造事業採択を機にサンを退社し開発に専念。その後スタートアップの CTO を経て、現職である株式会社ヌーラボに参加します。自社製品 Backlog や Cacoo の開発、運用にたずさわった後、現在はヌーラボの魅力を広く伝えるべくエバンジェリストとして日々奮闘中です。JAWS-UG などのコミュニティ活動の傍ら、雑誌やオンラインメディアで AWS や構成管理などの執筆活動も行っています。