【A-2】 SoRとSoEをつなぐ「エンジニアの役割」と「企業の課題」

変化が少なく、システムの安定性やデータ保全性などが強く求められる「System of Record(SoR)」と、ユーザーニーズの変化に応じてスピーディに開発・改善することが重視される「System of Engagement(SoE)」に分ける考えがあります。
パーソルキャリアでは、SoR型開発にSoE型開発のエッセンスを交えつつ転職サービス「DODA」の基幹システムに機械学習を用いた機能をほぼ内製で開発し導入しました。また、新規事業の「MIIDAS」「MyRefer」ではSoE型のサービス開発・運用がされています。
非IT企業のパーソルキャリアが、SoR型開発とSoE型開発を混在させ、その中でエンジニアがどのように価値発揮したか、また価値発揮させるための企業側の課題についてお話します。

※2017年7月1日付で、『株式会社インテリジェンス』から『パーソルキャリア株式会社』へ社名変更となりました。

清田 馨一郎 [パーソルキャリア]

パーソルキャリア株式会社(旧社名:株式会社インテリジェンス)
コーポレート本部 事業推進統括部 データソリューション部 アナリティクス&テクノロジーグループ

2002年システム開発会社に入社し、PGから叩き上げでPMまで経験、案件も大手企業基幹システムからソーシャルゲーム開発まで幅広く経験しました。2014年にパーソルキャリア株式会社(旧社名:株式会社インテリジェンス)に入社し、マーケティング部門のKPI集計、内製BIの開発・運用を行いました。現在は、ビジネスに機械学習を用いるプロジェクトのアーキテクト、開発者として活動中です。共著に「グラフ型データベース入門 - Neo4jを使う」