【B-7】 09/28 16:50 ~ 17:35
勝てる「開発プロセス」の作り方 ―そのプロジェクト計画、本当に成功を確信して書いていますか?

「決められない計画」「定義できない仕様」「埋められないスキル」、このような難問を抱えたプロジェクトリーダーが、最終的に「えいや」で線表を引いてしまう姿を何度も目の当たりにしてきました。
また一方で、「決められないならアジャイルでしょ」という単純な発想でアジャイル開発を選択し、当然のように失敗するだけでなく、アンチアジャイル派として生まれ変わる姿も見てきました。
開発プロセスの話になると、なぜか「アジャイル vs ウォーターフォール」の水掛け論に陥りやすい日本のIT業界ですが、現場に適した現実解はその争いの中にはありません。
本セッションでは、「開発プロセス」という開発そのものの進め方の構成要素を知り、それぞれの現場のコンテキストに適した形で開発の進め方・計画の組み立て方を「設計(デザイン)」する方法をご紹介します。
現場の不満を言っていても何も始まりません。
ビジネスニーズもテクノロジーも刻々と変化する「今」の現場で、プロジェクトを成功させるためにどう考え何をすべきなのかを知ること、そして成功を確信できるプロジェクト計画を描くためのヒントになれば幸いです。

岡 大勝 [ゼンアーキテクツ ]

株式会社ゼンアーキテクツ
代表取締役 ITアーキテクト

ITアーキテクチャ設計事務所である株式会社ゼンアーキテクツの代表兼アーキテクト。日本DEC、日本HP、日本ラショナルソフトウェアにて、アーキテクチャ設計および開発プロセス改善を専門に活動を続け、2003年に独立しゼンアーキテクツを設立。先端テクノロジーで現場の最適化を目指したソフトウェアデザイン/チームデザインを専門とする。
・2013年に日経BP社の選出する「日本を代表する18人のITアーキテクト」の一人として選出
・NoOps Japan Community発起人
OkaHiromasa