2023年は、日本のリテールメディア元年になるともいわれています。しかし、具体的な活用イメージを持っている企業はどれほどいるでしょうか。本セッションでは、リテールメディア事業の支援やnoteを通じた情報発信をしている実践リテールDX研究会/D&Sソリューションズ株式会社 望月洋志氏、キリンビール株式会社 営業部 企画担当 横山圭氏の2名が登壇。キリンビールが実施したリテールメディアの課題や展望、活用事例を中心に、国内での活用法を探ります。
望月 洋志 [実践リテールDX研究会/D&Sソリューションズ]
実践リテールDX研究会/D&Sソリューションズ株式会社
取締役 共同CEO
セブンネットショッピングで、イトーヨーカ堂の店舗在庫モデルのネットスーパーや倉庫在庫モデルのネット通販のマーケティング・立ち上げ支援の後、博報堂プロダクツに入社。大手流通グループのデジタルマーケティングや、スーパーマーケット向けのスマホアプリソリューション「Katta!」の立ち上げを行い、現在は日本最大の食品卸である日本アクセスでマーケティング、およびIT子会社のD&Sソリューションズで「情報卸」を推進。「LINEミニアプリ」を中心としたリテールメディアおよびリテールメディアネットワークを構築しており、小売企業約18社に採用されている。
横山 圭 [キリンビール]
キリンビール株式会社
営業部 企画担当
キリンビール入社後、小売流通企業の営業担当を経験。その後、キリンホールディングスの調査・分析部門に異動し、官公庁の統計データを用いた10年後の酒類市場予測、小売企業のID-POSローデータ分析による営業支援など、主に大規模データの分析と予測を中心に営業領域のデータ分析・活用業務に従事。現在はキリンビール営業部にて、リテールDX取組支援や営業担当向けツールの開発など先端技術の全社活用に向けた取組を推進中。