【B-2】特別講演グローバル企業に求められる個人情報の活用と保護

多くの企業がグローバル人事制度の確立や設計・開発における海外企業との連携、ビッグデータ技術を利用した高度な情報活用によるマーケティング活動の高度化等、ビジネスの成長のために様々なチャレンジをしています。一方、個人情報の活用とグローバルな流通が進むほど、情報漏えいなどのセキュリティ・インシデントやプライバシー侵害等を起こす可能性があり、EU一般データ保護規則(GDPR)や個人情報保護法改正のようなコンプライアンスリスクも考慮しなければなりません。活用と保護のバランスをとりつつ、企業実務の現場ではどのような対応をすればよいのか、についてお話します。

北野 晴人[デロイト トーマツ リスクサービス]

デロイト トーマツ リスクサービス株式会社
サイバーリスクサービス パートナー

二種通信事業者、外資系通信機器ベンダーなどを経て、2001年から2013年春までリレーショナル・データベース、アイデンティティ管理を中心にセキュリティ関連製品の販売戦略・ビジネス開発などを担当。その後、セキュリティ技術と法律、マネジメントをつなぐコンサルティングを提供中。情報セキュリティ大学院大学客員研究員。博士(情報学)、(ISC)2アジア・パシフィック・アドバイザリーカウンシルメンバー。

公認情報システムセキュリティプロフェッショナル(CISSP)
日本行政情報セキュリティプロフェッショナル(JGISP)