2016年5月伊勢志摩サミットの経験を踏まえ、社会インフラを提供する事業者として中部電力グループが取り組んでいるセキュリティ施策について、セキュリティ運用の勘所を踏まえながら全体像を紹介するとともに、1事業者の枠にとらわれずに中部地域全体をサイバー攻撃から守る取り組みについても紹介します。
澤井 志彦 [中部電力]
中部電力株式会社
ITシステムセンター 総括G 課長
伊勢志摩サミットでCSIRT構築を経験しました。
制御系システム、情報系システムが一体となった全社体制の構築、制御系システムの運用に沿ったセキュリティ対策の立案など制御系システム利用者の立場からのセキュリティ対策を経験しています。
永野 憲次郎 [中電シーティーアイ]
株式会社中電シーティーアイ
インフラ・セキュリティサービス部 セキュリティ基盤G
グループリーダー
CHUDEN-CSIRTの一員として、中部電力グループにおけるセキュリティ事象の監視、分析・調査および対策の実行部隊を統括。
セキュリティ監視サービスなど、外販向けのセキュリティサービスの企画・運営も担う。