【A-1】 デジタル社会におけるサイバーセキュリティ

  

IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)が急速に普及し、社会・経済のデジタル化がグローバルに進む中、サイバー空間に蓄積される個人情報、金融情報、機密情報等を狙って、多数のサイバー攻撃が繰り広げられています。
本セッションでは、国内外の動向を踏まえ、サイバー犯罪を抑止するための方策と実効性を高めるための取り組みを紹介致します。

中谷 昇[ヤフー]

ヤフー株式会社
執行役員(政策企画、サイバーセキュリティ担当)

1993年に警察庁入庁。神奈川県警察外事課長、警察庁情報技術犯罪対策課課長補佐を経て、インターポール(国際刑事警察機構)へ。インターポールで経済ハイテク犯罪対策課長(2007〜08)、ITシステム局長兼CISO(2008〜11)を歴任後、国際組織犯罪対策官(2011〜12)として警察庁に戻る。サイバー犯罪対策の拠点としてINTERPOL Global Complex for Innovation(IGCI)の設置が決まるとその初代総局長として再度赴任(2012〜18)。
在職中はIGCIの創設にリーダーシップを発揮するとともに、”Innovation in Policing” を掲げ、IGCIをサイバー犯罪のみならずテロや環境犯罪等国際的な警察協力が不可欠な組織犯罪対策の拠点に発展させた。6年間のIGCI総局長勤務後、国際課長(2018)として警察庁へ復帰。2019年3月に退官し、4月より現職。