【A-9】 Q&Aセッション:
DXに向けた事業会社に求められるセキュリティ人材戦略とは

  

★本セッションでは、【A-4】で討議したセッション内容をさらに深堀りしていきます。会場の皆様の疑問や質問に登壇者がお答えするインタラクティブなセッションです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)時代が始まり、今後より一層DX化の波が押し寄せてくることが想定されています。
企業のIT投資は、今までのコスト削減や効率化のための投資から、デジタル市場における新規ビジネスやイノベーションへの投資へと変化しています。DX環境を支えるAIやビッグデータといった基盤技術は、現在の社会インフラと同様の位置付けになり、サイバー空間とフィジカル空間が融合される世界では、セキュリティはますます重要性が高まります。しかしながら、セキュリティを支える人材は圧倒的に不足していると言われています。本セッションでは、DX時代において勝ち残るために必要なセキュリティ戦略と、その中でも特に重要な人材について各社の考えや取り組み、今後、必要とされる人材像について大いに語っていただきます。

喜多羅 滋夫[日清食品ホールディングス]

日清食品ホールディングス株式会社
執行役員 CIO グループ情報責任者




橘 喜胤[楽天ウォレット]

楽天ウォレット株式会社
CISO

1991年沖電気工業株式会社入社。1995年よりファイアウォール、インターネットサーバ構築、運用に携わり、その後セキュアOS、IDSなどのセキュリティ製品を担当し、製品開発、SI、コンサルに従事。
2008年に沖電気グループのCSIRTを立ち上げ、自社のセキュリティ強化を図るとともに、翌年より10年間、日本シーサート協議会の運営委員として、国内CSIRT間の情報連携の活性化を支援。
長年のCSIRT活動の経験を活かし、2019年より、楽天ウォレット株式会社にて、自社サービスのセキュリティ確保、顧客への安全・安心を提供すべく尽力中。

茂岩 祐樹[ディー・エヌ・エー]

株式会社ディー・エヌ・エー
システム本部セキュリティ部 部長

石川県金沢市生まれ。1995年東京都立大学大学院修士課程修了後、日本IBMへ入社しシステムエンジニアとして勤務。
1999年DeNA入社。創業時から2014年までインフラ構築・運用を統括。2014年にセキュリティ部を設立し、DeNAグループの情報セキュリティを統括。著書として「DeNAのサイバーセキュリティ Mobageを守った男の戦いの記録」(日経BP社)があります。

荒川 大[産業横断サイバーセキュリティ人材育成検討会]

産業横断サイバーセキュリティ人材育成検討会
事務局長

人事コンサル、人材紹介、セキュリティ企業の人事総務を経て、2007年 株式会社ENNAを設立。2013年 一般社団法人サイバーリスク情報センター事務局長就任。
2015年より 産業横断サイバーセキュリティ人材育成検討会(CRIC CSF) の活動を支援し「人材定義リファレンス(2018年 米国NISTにて発表)」や「セキュリティ統括室(2019年 経済産業省よりセキュリティ統括機能として紹介)」等の策定に関わる。
2017年 CRIC CSF 事務局長に就任。

モデレーター:原子 拓[ラック]

株式会社ラック
SSS事業統括部 担当部長

1988年 株式会社日立情報ネットワーク入社、日立製作所システム開発研究所にてネットワーク関連の研究開発に従事。
1991年 ヤマハ発動機株式会社入社、情報システム部門にて26年間インフラ・アーキテクチャ全般の企画を担当し、クラウド化、デジタル化を推進。CSIRT構築。 2016年 日本シーサート協議会 運営委員。
2017年 株式会社ラックに入社、コンサル部門、新規事業開発、研究開発部門を経て現在は、サイバーセキュリティ関連業務に従事する。
その他、Internet week 2019プログラム委員、現役消防団員として地域防災活動も行っている。