【B-1】 産業分野におけるサイバーセキュリティ対策

  

あらゆるものがIoTでつながる「Society5.0」、「Connected Industries」の実現に向けて産業社会が変容する中で、新たな形の産業構造に潜むリスクを洗い出し、サプライチェーン全体としてサイバーセキュリティ対策に取り組む必要があります。
経済産業省では、このような新たな形の産業構造に求められるセキュリティの対応指針として、『サイバー・フィジカル・セキュリティ対策フレームワーク(CPSF)』を本年4月に策定しました。本講演では、CPSFの概要を紹介するとともに、当省で取組を進めるサイバーセキュリティ政策の概要をご説明します。

奥家 敏和[経済産業省]

経済産業省
商務情報政策局 サイバーセキュリティ課 課長

1995年に通商産業省(現経済産業省)入省。マクロ経済分析、科学技術戦略、公務員制度改革、情報システム高信頼など様々な業務を担当した後、2010年より日本貿易振興機構(ジェトロ)New York Centerにて産業調査員を務める。2013年から資源エネルギー庁需給政策室長として日本の第4次エネルギー基本計画の策定等を担当。2015年より安全保障貿易管理政策に従事。2016年より安全保障貿易管理政策課長として対内直接投資規制等を強化する外為法改正等に取り組んだ後、2017年7月より現職。