【B-7】 実事例から学び、未来を予測する
~DXがもたらす真のリスクとサイバー演習の実践による対応力強化~

  

Society5.0を旗印に様々な先端技術が社会を変えつつあります。IoTデバイスの数は間もなく300億個を超え、それらが取得する膨大なデータは当たり前のようにクラウド環境に保存され、解析するのはAI。
技術もデータも分析ロジックも、様々なものがブラックボックス化していき、我々がコントロールできる領域は減少していく一方です。そして、それらがサイバー攻撃等で悪用された時、企業に最悪の事態が訪れることは想像に難くありません。
本セッションでは、東京オリパラ大会に向けたサイバーセキュリティ対応の実事例も交え、企業が最悪の事態から逃れるための実践的サイバー演習手法を解説します。

内海 良[ニュートン・コンサルティング]

ニュートン・コンサルティング株式会社
CISO 兼 プリンシパルコンサルタント

日本でのシステム開発務経験を経て、2004年に渡英。弊社ロンドン法人にてSE部門、コールセンター部門、セキュリティコンサルティング部門、営業部門のマネージャを歴任。自らセキュリティコンサルタントとして主に現地金融機関に対し、脆弱性診断やペネトレーションテスト等の支援を実施。
2010年に帰国し現職。以降、責任者として内閣官房や東京都、様々な民間企業へのサイバー演習やサイバー監査、CSIRT構築やリスクマネジメント等を支援。現在は、東京オリパラ大会に向けた専門組織であるNISCのサイバーセキュリティ対処調整センター支援を責任者として実施中。