A-8 09/18 16:55 ~ 17:35
COVID-19やDX時代を見据えて改めて考える、 資生堂の情報セキュリティ対策とそれを支える人材について

  

DX(デジタル・トランスフォーメーション)時代を迎えるにあたり検討・準備していたセキュリティ対策が、突然のコロナ禍でコストとのバランスを考慮しながらも一気に加速させないといけない状況になりました。
本セッションでは、緊急対応として急遽開始したリモートワーク環境下で相談を受けたり議論している、テクノロジーを安全に活用する上での社員の啓発・統制などの課題を中心に共有させていただきます。
また、DX時代にはIT視点(テクノロジー)で様々なことがグローバルに実現できる世の中になる一方でコンプライアンスはじめリスクに対する洞察もプロジェクトの手戻りを防ぐために必要となると実感しております。
コロナ禍で加速するであろうDX時代を目前に控え、情報セキュリティという容易ではない職責を担う方々のご参考になれば幸いです。

斉藤 宗一郎[資生堂]

株式会社資生堂
情報セキュリティ部長

総合化学会社で営業・輸出入業務・生産計画・海外駐在員事務所での業務経験を通じて得た課題意識を持ってコンサルタントに転身しました。
米国系IT企業のコンサルタントとして官民の組織において事業継続計画(BCP)・CIO補佐・生体認証導入検討・データセンター監査などのプロジェクトをリード。情報セキュリティ分野では基本構想策定・規程整備・監査・脆弱性診断・RFP策定支援・SAP導入・SOC構築支援・J-SOX・セキュリティトレーニングなどのコンサルティングの他にもSIEM・IPS・EDR・MDM・脆弱性検査など各種製品ソリューションの選定・導入・運用支援に従事しました。
その実績を評価いただき、米国通信会社にて情報セキュリティ・ソリューション全般をリードし、現在は資生堂の情報セキュリティ責任者(CISO)として個人情報・知的財産・機密情報などを適切に守るため企業リスク管理(ERM)の視点でグローバルに活動しています。