ソフトウェアの未解決の脆弱性への標的型攻撃は頻発しています。
昨年来、アジア諸国でのセキュリティ攻撃やサイバーテロはますます被害を大きくし、その被害は政府機関はもとより、民間企業にも拡大しています。
ここ数年、過失や悪意による「情報漏洩」が企業セキュリティの問題として取りざたされてきましたが、最近は再び、高度で周到な技術型の攻撃が増えています。
昨年のゼロデイ攻撃などは、水面下では相当の被害と混乱がもたらされたという事実があります。
さらに、Windows XPのサポート終了、アプリケーションの複雑化、ソーシャル、モバイルの進展などによる情報管理の欠陥をついた新たな問題が生じてきています。
こうした動向を見据え、2014年の年初にあたり、セキュリティの新たな課題をとらえ、この1年の脅威の動向と対応策についてのセミナーを開催します。
デロイトトーマツリスクサービス株式会社
デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所
丸山 満彦 氏
日本ヒューレット・パッカード株式会社
藤田 政士 氏
株式会社トライコーダ
上野 宣 氏
日本マイクロソフト株式会社
香山 哲司 氏
イベント名 | IT Initiative Day 2014.1.23 / Security 2014 Special 高度化するサイバー攻撃と情報漏えいへの徹底対策 |
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日時 | 2014年1月23日(木) 13:00 ~ 17:00 受付開始12:30 |
会場 | ベルサール神保町 [アクセス] 〒101-0065 東京都千代田区西神田3-2-1 住友不動産千代田ファーストビル南館3F |
主催 | 株式会社翔泳社 |
協賛 | チェック·ポイント·ソフトウェア·テクノロジーズ株式会社 日本ヒューレット・パッカード株式会社 トレンドマイクロ株式会社 |
参加料 | 無料 事前登録制 |
サイバーインシデントが起こるときには、人的ミスと、技術的ミスの2つの要因がある。問題は、技術的な対策を行う情報システム部門と、人的ミスをなくすべく対策を行うリスク管理部門の間にある溝。それぞれが、それぞれに対応していて、連携できていない。トーマツがおこなってきた、リスク管理のアプローチからの対策支援と技術的なアプローチを融合し、マネジメントとテクノロジーの両面からの体制をつくる考え方をご紹介いたします。
デロイトトーマツリスクサービス株式会社 社長
デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所 所長
丸山 満彦 氏
ソフトウェアの未解決の脆弱性への標的型攻撃は頻発している。アプリケーションの複雑化、モバイルの進展、適切なアップデートがなされていないレガシー・システムの存在など、リスクの種類も多岐にわたっている。さらに侵入と攻撃の方法は、Internet経由だけではなく、複合的で、ますます巧妙になってきている。こうしたリスクにともない、数年前の内部統制の導入初期のポリシーや体制は、顧客向けのシステムなどには対応できなくなっている。高度化する攻撃と漏えいのリスクに対応するセキュリティ戦略について解説いたします。
日本ヒューレット・パッカード株式会社
藤田 政士 氏
現在1日に生成されるマルウェアの数は20万種とも想定され、攻撃者は高度なシナリオのもと膨大な数と研究を重ねた未知の脆弱性を悪用するZero-Dayの攻撃を駆使し組織に襲いかかります。あらゆる組織が攻撃の的となる可能性を持つ中、本セッションでは、攻撃シナリオを崩す多層防御と疑わしいファイルを仮想環境で実行し未知の攻撃をあぶりだす、実用的でコスト効果に優れた最新のエミュレーション技術による総合的な防御対策を紹介します。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
シニア・システムズ・エンジニア
安藤 正之 氏
世界中で深刻化するサイバー攻撃への対策は、攻撃手法を正しく理解し、ポイントとなる企業内通信の脅威を可視化していくことが重要です。 グローバル全拠点における脅威の可視化を実現可能にした、HPとトレンドマイクロによるDeep Discoveryシリーズを活用した最新ソリューションをご紹介いたします。 また、本ソリューションを含め、グローバルインフラ全体を効果的に見据えたHPのセキュリティソリューション全体像をご説明いたします。
日本ヒューレット・パッカード株式会社
テクノロジーコンサルティング事業統括 テクノロジーマーケティング本部 担当マネージャー
増田 博史 氏
システムインテグレーターでSEとして政府等の大規模システム運用に従事した後、外資系セキュリティベンダーのSEおよびマーケティングとして、ソリューション開発ならびにセキュリティシステム企画提案や導入に従事。日本HP入社後、複数のビジネス開発担当を歴任し、現在、日本HP全体のセキュリティソリューション戦略立案およびビジネス開発を担当している。
トレンドマイクロ株式会社
エンタープライズビジネス統括本部 エンタープライズSE部 パートナーSE課
栃沢 直樹 氏
ネットワークインテグレータでの運用設計、プリセールスエンジニア、プロダクトマーケティングの経験を経て、トレンドマイクロへ入社。
トレンドマイクロではプリセールスエンジニアとして主にパートナー支援を行い、プロダクト・サービスを含めたセキュリティ全般の提案を実施。
また、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)、日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)などの活動にも参画。
米海軍調査研究所(NRL)が開発した通信システムをベースにオープンソース・コミュニティーの人たちが 改良を加えて作り上げた、匿名通信システム「Tor」などを利用したサイバー犯罪などが進行している。こうした匿名ネットワークのリスクと企業の対応についてご紹介いたします。
株式会社トライコーダ
代表取締役
上野 宣 氏
マイクロソフトは実は、世界で最も攻撃を受けている組織の一つ。米国防総省と同じぐらいの攻撃を受けている数少ない企業である。こうした攻撃から守るため、マイクロソフト社内で運用しているセキュリティ戦略・戦術の根底にある哲学や実装方式は、日本の企業のITやセキュリティに関わる方たちの参考になる点も多い。本セッションはあまり明かされることのないMSの多層防御の構成とサイバー攻撃対応を紹介するとともに、境界型セキュリティの限界について解説する。また、XPのサポート終了にともなうセキュリティの対応についても詳しくご紹介いたします。
日本マイクロソフト株式会社
コンサルティングサービス統括本部 プリンシパルコンサルタント
香山 哲司 氏