進むマーケティングのDX化で求められる、脱・属人的な運用

多くの企業ではいわゆるマーケター(フィールドマーケター)が、広報からマーケティングオートメーションの運用、イベントの企画、Webサイトの管理まで、経験を生かして何でも行っているケースが見られます。しかし、そのような属人的なマーケティングでは組織にノウハウが蓄積されません。
そこで、施策の効果を最大化し、再現性を高めようと、マーケティングプロセスのDX化が進んできています。まさにそのプロセスの設計・運用・管理を担うブレーンがMOps(マーケティングオペレーション)なのです。欧米では6割を超える大手企業が専門チームを持つほど普及している概念です。
本講座では、MOpsの基本概念から、自社に合ったMOpsを設計するための実践方法までワークショップを交えながら学びます。講師は、MOpsについて日本で初めて解説した『マーケティングオペレーション(MOps)の教科書』の著者陣。
属人的なマーケティング運用から脱却し、チームの生産性を最大限に上げる方法を習得しましょう!​

本講座で習得できること

  • マーケティング組織の課題が明確になる
  • 効率的で再現性のあるオペレーションモデルを設計する
  • 自社内で説得力を持ってMOpsを導入するための手法がわかる

本講座の特徴

  • MOpsに欠かせない基礎知識から、自社のオペレーションモデルを描くアウトプットまでフォロー
  • 自社に最適なオペレーションモデルをワークの中で設計できる
  • グローバル企業やシリコンバレーで世界標準のMOpsを学び運用してきた講師陣
  • すでにMOpsを実践している企業のスペシャリストをゲストに招き、直接話が聞ける
  • 受講者が同じ会場に集まることで、集中力を維持しながら講座を受けることができる
  • ワークショップや講師との意見交換で、知識が自身の立場に合う形で身につく

こんな方にオススメ

  • マーケティングフローが煩雑で、業務がスムーズにいかないと悩んでいる方
  • マーケティングの各業務が、属人化してしまい困っている方
  • 数多くのマーケティングツールがあり、どうやって選んだらよいのかわからない方
  • 組織としてのマーケティングDXの推進で行き詰っている方

※おすすめの参加スタイル:講座の構成上、組織づくりに決裁権を持つ経営者の方または役職者の方と、現場でマーケティング業務に従事する方の2名1組での参加をおすすめします。
2名以上の申込の場合、お得な割引プランをご用意しています(「講座概要」を参照)。もちろん1名での参加も大歓迎です。

MOps導入者インタビュー(旭化成株式会社様)

実際に、講師と共にMOpsを導入された方へ対談形式でインタビューを行いました。導入のきっかけ/実践のポイント/従来のマーケティングチームの課題などを交えてお話いただいています。
MOpsが自社に必要なのか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

記事はこちら

講義の流れ

  • 第一部では書籍の内容をベースに、MOpsの役割、適切な組織モデル、収益効果の分析・管理の他、適切なテクノロジーツールの選定方法を学びます。
  • 第二部ではMOpsを実践するゲストを迎え、オペレーションモデルをデザインする前に把握すべきことなど実体験に基づく生の声から学びます。その後、ワークショップを通して、実際に自社のマーケティング組織モデルを見直し、レベニュープロセスやキャンペーンマネジメントプロセスの設計、そして組織体制までハンズオンで設計して頂きます。
  • 豊富なワークショップ、講師への質疑応答で理解を深めることができます。

学びを深める事前課題とワークショップ

当日の講義内容を受講者の方の状況に沿ったかたちで吸収いただくために、自社の状況を事前に整理する課題を持参していただきます。第二部のワークで使用するため、自社のマーケティング組織図と、現在ご使用のマーケティングテクノロジーツールを箇条書きにしたリストをご用意の上、講義にご参加ください。記載の形式は問いません。所要時間30分~1時間ほどで準備可能な課題です。第二部のワークショップでは事前課題をもとに、MOpsの実践プランを策定していきます。

講師プロフィール

ゼロワングロース株式会社
代表取締役
丸井 達郎

株式会社マルケト(現アドビ株式会社)にてセールスおよびマーケティング分野の戦略コンサルタントとして、実現性の高い戦術設計に重点を置いたフレームワークを活用して、多くの顧客企業のDXを成功に導く。また、グローバルでわずか6名しかいない戦略コンサルティングチームにも所属し、グローバル規模の大型プロジェクトもリードした。オンライン広告やウェブサイト最適化、マーケティングオートメーションおよびSFAをはじめとしたセールステックまで幅広い知識を有し、自身もマーケターとして、企業の成長に大きく貢献した経験を持つ。テクノロジースタートアップ企業の海外進出などにも従事している。2021年ゼロワングロ-ス株式会社設立、代表取締役に就任。著書に『「数字指向」のマーケティング』(翔泳社)がある。

ゼロワングロース株式会社
取締役
廣崎 依久

大学在学中に株式会社マルケト(現アドビ株式会社)にてマーケティングインターン終了後、渡米。大学院にてマーケティングを学んだのちシリコンバレーに移りEd Techのスタートアップ企業、Couseraにてエンタープライズマーケティングオペレーションに従事。その後シンガポールに渡りAd Tech ベンダーのMediaMath にてAPAC 地域のグローバルマーケティングオペレーションを担当。デジタルマーケティングのみならず、イベント・PR の実行経験も持つ。現在はゼロワングロース株式会社にてGrowth Strategyをリードし、クライアント企業へのコンサルティングサービス開発のみならず、自社の教育サービス開発なども担当する。

スペシャルゲスト

クリエイティブサーベイ株式会社
代表取締役
石野 真吾

慶應義塾大学薬学部卒業後、医療系コンサルティング会社へ入社。医療介護機関向け動画コンテンツの新規事業の立ち上げを行い、2013年にSansan株式会社へ入社。セールス&マーケティングの仕組み作りなどを行った後、2017年よりMarketo/Adobeにてソリューション開発や新製品のSalesTechの国内展開を牽引。2019年より株式会社スマートドライブにてCEO補佐兼CMOとしてマーケティング領域及び事業開発領域を統括する。2023年よりクリエイティブサーベイ株式会社の取締役副社長に就任。

講義とあわせて読むと一層効果的!

『マーケティングオペレーション(MOps)の教科書』(翔泳社)
著者:丸井 達郎、廣崎 依久

MOpsの役割や体制づくりから、マーケティングに最適なツールの選定・運用プロセスの構築、リードの質を高めるデータマネジメント、人材確保の方法まで解説。『THE MODEL マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス』の著者、福田康隆氏も推薦する1冊。

書籍の購入はこちら

受講者特典

受講後のアンケートにお答え頂いた方に、MOps運用開始までのキーステップをチェックリストとしてまとめた「MOpsチェックリスト」をプレゼント!

プログラム

MOpsの概要 Big Ops
MOpsの役割
レベニュープロセス
マネジメントの設計
プロセスマネジメントの基礎
マーケティング・営業のSLA​
キャンペーンマネジメント
プロセスの設計
チャネル配分
マーケティングカレンダー
プロジェクトマネジメントツールでの運用
MOpsに最適な組織モデル 主に使われる組織体制
ガバナンスモデル
自社に最適なテクノロジーツールの選定 テクノロジーツールの選定
-お昼休憩-
ゲストセッション クリエイティブサーベイ社の石野真吾氏登壇
再現性を見つけるためのスタックとオペレーション変革について経験をシェア
マーケティングプロセスの策定
※事前課題をもとにワークを実施
成果を可視化するレベニュープロセス・チャネル計画の策定
施策を管理するキャンペーンマネジメントプロセスの設計
オペレーションモデルの策定
※事前課題をもとにワークを実施
効率的なマーケティング組織構造とガバナンスモデルの策定
自社に必要なテクノロジーツールの特定
ツールを組み合わせ柔軟なスタックをデザイン
まとめ/質疑応答 セミナーでの不明点、お悩みなど、お気軽にご質問ください!

開催概要

講座名 生産性を上げるMOps(マーケティングオペレーション)実践講座
Amazon、Google、Microsoftの常識! 世界標準のマーケティング組織に変わる方法
日時 2023年10月26日(木)
10:00~17:30(受付開始 9:40~)
申し込み受付は終了しました
定員 16名
場所 株式会社翔泳社1F セミナールーム
〒160-0006 東京都新宿区舟町5 地図
参加料 88,000円(税込)
※本講座の特性上、組織マネジメント職に従事している方と、現場のマーケティング業務知識がある方の2人1組でご参加いただけると、最大限ご活用いただけます。
2名以上のお申込みは5%割引、5名以上で10%割引とさせていただきます。2名以上の場合、カートに入れると自動的に5%割引になります。
5名以上の場合は、フォームよりお問い合わせをお願いいたします。
持ち物 ノートPC、事前課題
お支払方法 クレジットカード/銀行振込/Amazon Pay
銀行振込をご希望の方は、1、2営業日以内に請求書をPDF形式でお送りいたします。
請求書発行日より10営業日以内のお振込みをお願いいたします。
領収書 会員メニュー > 注文履歴 > [領収書出力]から、出力することが可能です。
出力方法の詳細は、こちらをご確認ください。
修了証明書 講座終了後の翌日以降に会員メニューから発行することが可能です。出力方法の詳細は、こちらをご確認ください。
その他
  • 当日はパソコンを利用いたしますので、ご持参いただけますようお願いいたします。
  • パソコンをお持ちでない場合は貸し出しますので、開催前日15時までに事務局へご連絡ください。
  • 電源・WiFiを用意しております。
  • ワークショップの進行次第で終了時間が前後することがあります。

よくある質問

お申込みは翔泳社の直販ECサイトSEshopからお手続きください。 お支払いが完了すると「参加証のご連絡」メールが参加者の方へ送信されます。その後、事務局より受講方法をメールでご案内します。

  • オンライン講座:開催前日にZoomURLをご案内
  • オンデマンド講座:視聴専用ページのURLと認証キーをご案内(参加証なし)
  • リアル開催の講座:開催前日に会場・お持物等についてご案内   

※ご案内は講座ごとに異なりますのでご了承ください。

お申込み手続きの中で実際の参加者情報を入力する項目がありますので、こちらへ参加者情報をご入力ください。参加者宛てに「参加証のご連絡」「事前アンケートのお願い」メールが送信されます。

カート画面で参加人数分の数量に調整してお申込みください。 なお、一度にお申込み可能な上限は講座ごとに異なります。

キャンセル期限内であれば可能です。 期限については、講座詳細ページの「留意事項」をご確認ください。 また、ご本人が出席できない場合、代理参加も可能です。その場合は「お申込者氏名・代理参加者氏名」を開催前日までに事務局へメールにてご連絡ください。

PDF形式で発行し、1から2営業日以内にメールでお送りします。 なお、原則、会期前のご入金をお願いしておりますが、法人のお客様で後払いをご希望の場合はお支払い時期のご相談を承ります。お支払ターム(月末締め翌月末払いなど)をご入力の上、お問い合わせフォームからご連絡ください。

決済処理から1か月以内であれば会員メニューからPDF形式でダウンロード可能です。期限を過ぎている場合はお問い合わせフォームご注文番号をご入力の上、ご連絡ください。

講座修了日から3か月以内であれば会員メニューからPDF形式でダウンロード可能です。詳しい発行方法についてはヘルプページをご確認ください。

受講環境・留意事項

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