7-A-9 09/07 17:05 ~ 17:50 パーパスドリブンカンパニーを目指して〜リーディング企業の取組事例

企業やブランドの社会における存在意義=ブランドパーパスに基づく事業戦略は、SDGsの文脈などからも昨今注目を集めています。一方で、パーパスの策定から事業への落とし込みまで、実践にあたっては様々な課題が存在していることも事実です。

本セッションでは、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」を掲げいち早くパーパスに取り組むライオンの阿曾氏、創業から「利他主義」を社是にパーパス経営を進めるLIFULLの畠山氏、企業のグローバルブランディングに携わり海外事例に明るい博報堂の室氏が、実際の取組事例を通じてパーパスドリブンの戦略立案に必要な「視点」を紹介します。

モデレーター:室 健 [博報堂]
プロフィール

株式会社博報堂
クリエイティブコンサルティング局 局長代理

東京大学卒、同大学院修了。2003年博報堂入社。コーポレートコミュニケーション局にて企業の情報戦略立案に携わる。その後ミシガン大学MBAを修了し、海外事業統括局にて海外エージェンシーのM&A、PMIをリード。現在はクリエイティブコンサルティング局で日本企業のグローバル化、外資系企業の日本戦略立案に従事。15年のPR経験を活かして統合コミュニケーションを企画・実施し、グローバル経験・M&A経験を活かして経営層にマーケティング・ブランディングに関するコンサルティングを提供。ACCグランプリ、Golden SABRE Award、Spikes Gold、Cannes PR Silver、Cannes Lions Masters of Creativity Winnerなど国内外で多数受賞。Effie Asia Pacific、D&AD審査員、宣伝会議講師などを務める。

阿曾 忍 [ライオン]
プロフィール

ライオン株式会社
経営企画部 コーポレートブランド戦略室 室長

これまでに菓子メーカー2社でビスケット・シリアル・グラノーラ・コラーゲンドリンク等の研究開発・マーケティングに従事し、Eコマース対策なども担当。2017年からライオン株式会社でブランドコミュニケーションを中心にIMC・顧客体験の設計、CRM領域・データ活用の取組み、サービスデザイン・イノベーションの新規事業領域にも携わる。2020年8月よりコーポレートブランド戦略の専任として、ライオンの企業価値を高めるための社内外のコーポレートブランディングに従事している。

畠山 大樹 [LIFULL]
プロフィール

株式会社LIFULL
クリエイティブ本部 ブランドユニット 兼 未来デザイン推進ユニット

2019年1月に株式会社LIFULLに中途入社。前職はデジタル中心のクリエイティブエージェンシーにて、WEBディレクターを経験。その後、広告総合代理店に出向してオンライン・オフライン含む統合的なブランディングコミュニケーションの実施を担当。LIFULLでは、ブランディング戦略の立案~実行において、コーポレートブランディングやサービスブランディングを経験。現在はコーポレートブランディングを中心に、ブランディングコミュニケーションの戦略設計を行いながらLIFULLの中期的なビジョン達成へ向けた社会課題起点の事業アクション創出サポートの部署も兼任。