株式会社アイ・ティ・アール
プリンシパル・アナリスト
生熊 清司 氏
SRA OSS, Inc. 日本支社
取締役支社長
石井 達夫 氏
DBOnlineチーフキュレーター
谷川 耕一 氏
ビッグデータが話題になって以降、それまでどちらかと言えば裏方のように見られていたデータベースが注目を集めるようになった。実際、NoSQLを含め新たなデータベースが次々に生まれており、既存のリレーショナルデータベースについても改めてその機能、性能が見直されつつある。
そんな中で存在感をあらわしつつあるのが、オープンソース・ソフトウェアのデータベースだろう。いまだビジネスで使われているデータベースの多くはOracleやSQL
Serverなど商用データベースが中心だ。しかし、ここ最近になりオープンソース・ソフトウェアベースのデータベースが、徐々に企業のミッションクリティカルな領域でも使われ始めている。
もっとも企業においてオープンソースのデータベースをすぐに商用データベースと同じように利用できるわけではない。保守サポートをどうするのか、エンジニアの確保はできるのか。さらにはデータベース本体機能とは異なる、データベースの非機能要件の課題をどう解決するか。企業がPostgreSQLなどのオープンソースベースのデータベースを活用する上で考慮すべきことがいろいろあるのも事実だ。
そうした課題をもちつつも、すべてをOracleやSQL Serverでと言う時代から、適材適所でデータベースを自由に選ぶ時代は確実に来ている。
データベースを自由に選ぶためには、どんなスキルが必要なのか?
オープンソースのデータベース側にはどんな機能やサポートが必要なのか?
それらの違いをどのように見極めれば良いのか?
データベースの「自由な選択」を実現するための情報をお届けする。
企業システムにおけるデータ管理は、ここ数十年RDBMSの利用が一般的となりOracle社などの商用RDBMSの利用が常識となっていました。しかし、ビッグデータ、IoTによるデータ量の急速な増大とクラウドコンピューティングへの利用拡大が見込まれる現在、IT部門にはデータ管理コストの適正化が求められます。本講演では、調査データを基に国内の市場の現状を示し、企業が利用するDBMS製品に対する今後の方向性に対する見解をご説明いたします。
株式会社アイ・ティ・アール
プリンシパル・アナリスト
生熊 清司 氏
外資系コンピュータベンダーを経て、カナダのソフトウェアベンダーの日本法人の立ち上げに参画。1994年より大手外資系ソフトウェアベンダーにて、RDBMS、データウェアハウス関連製品のマーケティングを担当した後、コーポレート・マーケティング部門の責任者、アナリスト・リレーション部門の日本代表などを歴任。2006年より現職。現在は、RDBMS、NoSQL、DWH、BIなどのデータ管理と活用に関する製品分野を担当し、ITベンダーのマーケティング戦略立案やユーザー企業の製品活用などのコンサルティングに数多く携わっている。IT専門雑誌への寄稿、セミナーなどでの講演多数。
OSSデータベースの「PostgreSQL」に関心が集まる中、同じOSSデータベースである「MySQL」との比較から、「PostgreSQL」がどのように進化を遂げてきているか、なぜ多くのDBの現場で「PostgreSQL」適用が増えているのか、その理由を解き明かします。さらに、企業システムで「PostgreSQL」を適用する際に、システムの規模にかかわらず課題となる、セキュリティ強化や業務の継続性、運用管理コストの低減など、押さえておきたいポイントと富士通の「PostgreSQL」の適用事例をご紹介します。
富士通株式会社
ミドルウェア事業本部 データマネジメントミドルウェア事業部 アシスタントマネージャー
佐野 哲也 氏
1991年、富士通生産技術研究所に入社。RDBの開発に従事した後、データベースのプロモーションや適用支援に携わる。2005年に富士通に転社。金融、公共、社会基盤の基幹システムを中心に3000件以上の商談に携わる、データベース適用支援のエキスパート。近年はPostgreSQLの適用領域を広げるべく、自社のPostgreSQLデータベースの開発企画にも参画。
Globalで企業導入が進む、EnterpriseDB社のEDB Postgres、本セッションでは、コミュニティ版のPostgreSQLとの違いと、企業での導入が進む理由、オープンソース利用に潜む企業リスク、新バージョン9.5の新機能についてわかりやすく解説します。また、後半のセッションでは、EDB Postgresを導入したお客様の65%が、Oracle Enterprise Editionから移行している実績とともに導入事例をご紹介します。
株式会社アシスト
データベース技術本部 技術開発部 部長
徳原 茂之 氏
入社以来、約15年間 Oracleデータベースのサポート、教育、コンサルティング等 に従事。またここ数年は
EDB Postgres、PostgreSQL、HPE Verticaなど様々なRDBMSを担当しています。
エンタープライズDB株式会社
高鶴 勝治 氏
Oracle社で10年以上の間、SEとして活動し、多くの企業提案、導入を経験、その経験をもとにエンタープライズDBにおいて、SEとしてOracleマイグレーションなど多数の案件に関わる活動を行っています。
パッケージソフトウェア(クラウドサービス含む)を開発するパッケージベンダー様で、PostgreSQL、PostgreSQLをベースにした PowerGres の採用が進んでいます。DBの費用を格段に抑えつつも、十分な機能を持つ PostgreSQL,PowerGres は、パッケージソフトウェアの価格競争力を向上させたり、仕入れを抑えることでアプリケーション部分の開発を充実させることが可能です。Oracle Database Standard Edition One の販売終了により、パッケージの対応データベース対応にお悩みの方に必見の、製品での PostgreSQL/PowerGres の採用メリットと採用事例をご紹介します。
SRA OSS, Inc. 日本支社
マーケティング部 PostgreSQL技術グループ グループ長
佐藤 友章 氏
PostgreSQLのサポート、トレーニング、コンサルティングや、PostgreSQLベースの製品「PowerGres」の開発を行うPostgreSQL技術グループの責任者。自身も、PostgreSQLエンジニアとして10年以上の経験を積んできた。著書(共著)に、翔泳社「PostgreSQL徹底入門 第3版」がある。
PostgreSQLは今後どこへ向かうのか?DBオンラインチーフキュレーター谷川耕一氏と、日本のPostgreSQLを牽引してきた石井達夫さんによる特別対談です。PostgreSQLのこれまでを振り返りつつ、石井氏いわく「ひとつの時代が変わる、境目になる」という次期バージョン、PostgreSQL10.0の方向性などについて話を訊いてゆきます。
SRA OSS, Inc. 日本支社
取締役支社長
石井 達夫 氏
経営者でありながら、現役のプログラマーとして、PostgreSQLのクラスタリングソフトウェア pgpool-II のコミュニティをリードしている。PostgreSQLコミッタ。日本PostgreSQLユーザ会初代理事長、PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム理事。
DBOnlineチーフキュレーター
谷川 耕一 氏
ブレインハーツ取締役。AI、エキスパートシステムが流行っていたころに開発エンジニアに、その後雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダの製品マーケティング、広告、広報などを経験。現在は、オープンシステム開発を主なターゲットにしたソフトハウスの経営とライターの二足の草鞋を履いている。
イベント名 | DB Online Day 2016 データベースの「自由な選択」企業で使う、PostgreSQLのいま |
---|---|
日時 | 2016年7月6日(水)13:00~17:30 (受付開始/12:30) |
会場 | 大崎ブライトコアホール 〒141-0001 東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア3F |
スポンサー | 株式会社アシスト SRA OSS, Inc. 日本支社 エンタープライズDB株式会社 富士通株式会社 |
主催 | 株式会社翔泳社 DB Online 編集部 |
参加料 | 無料 (事前登録制) |
問い合わせ | DB Online Day 運営事務局(E-mail:info_dboday@shoeisha.co.jp) |
DB Online Day 2016 (以下、本イベント)へご興味をもっていただき、誠にありがとうございます。
お申込みにあたって本規約に同意・承諾いただけない場合は、本イベントに参加することはできません。 予めご理解の程よろしくお願いいたします。
本イベントは、登録者の方々の個人情報を会期当日までに協賛いただいた企業へ提供することを前提とさせていただいております。