HTTP/2、常時HTTPS化、マイクロサービス、CDN…ウェブアプリケーションの実行基盤を取り巻く環境は、変化の時を迎えています。本セッションでは、HTTP/2 の実装技術を世界的にリードするエンジニアの一人である奥一穂が、HTTP プロトコルとサーバサイドアーキテクチャの最新動向と注意すべきポイントを紹介いたします。
奥 一穂 [ディー・エヌ・エー]
株式会社ディー・エヌ・エー
大学在学中に携帯端末(Palm OS)向けのウェブブラウザを開発(MIT TR100/2002選出)した後、ウェブアプリケーション開発用のIDEを開発により、未踏ソフトウェア創造事業のスーパークリエータに選出されました。その後も、Perl用のウェブアプリケーションサーバ「Starlet」、メッセージキュー「Q4M」など、多数の会社で使われているウェブアプリケーション用のミドルウェアを開発。2014年からは、ウェブサーバ「H2O」の開発やキャッシュ制御技術の標準化など、HTTPプロトコルの最適化に取り組んでいます。