【17-B-1】 きゅうり農家から保険会社まで、機械学習を「民主化」するTensorFlow

Googleが公開したオープンソースの機械学習ライブラリTensorFlowは、ここ数か月の間に多くの企業に導入され、現場の問題解決に活用されています。ある世界規模の保険会社では、TensorFlowで実装されたディープラーニングモデルを用いて大事故を起こす確率の高いドライバーを予測。既存手法に比べておよそ2倍の精度を達成しました。また静岡のきゅうり農家では、長さや色、形状をもとにきゅうりを9段階に分類するきゅうり仕分け機を試作しています。このセッションでは、TensorFlowがもたらす「機械学習の民主化」の実例を、実際の導入事例を通じて紹介します。

佐藤 一憲 [グーグル]

グーグル株式会社
Google Cloud デベロッパー・アドボケイト
GCPUG, bq_sushi, TFUG

Google Cloud Platformチームのデベロッパーアドボケイトとして、TensorFlow、Vision API、BigQuery等のデータ分析および機械学習プロダクトの開発者支援チームのグローバルリードを担当。Google I/O 2016、Hadoop Summit 2016、Strata+Hadoop World 2016 San JoseおよびNYC、ODSC East/West 2016、Google Next 2015 NYCおよびTel Aviv等の主要イベントでスピーカーを務めています。Googleクラウドの開発者コミュニティを7年以上にわたり支援してきたほか、ハードウェアやIoTにも興味を持ちFPGA技術の勉強会を2013年より主宰しています。
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