【15-A-4】 事例2本立て!Redmineユーザ達が語る現場定着化への取組みと導入アンチパターン

  

現場でスモールスタート導入されることが多いRedmine。小さく始まったRedmine運用を他部門や全社に展開するには、企業文化や状況、チームの習熟レベルなどに合わせた取組みが重要です。当セッションでは、ユーザ企業が実際に定着化に向けて実施した施策や直面した課題、そしてツール導入時に想定されるアンチパターンとその対策をお話します。

大野 憲一 [ワコム]

株式会社ワコム
テクノロジー・ソリューション・ビジネス・ユニット
プロジェクトマネジメント&FAE、ディレクター

2015年株式会社ワコム入社。PC Platform上で使用可能なデジタイザとして急速に普及しつつあるAESペンを立ち上げるために、事業部内に新規発足されたプロジェクトマネジメントグループに配属。顧客から受ける要求仕様をワコム内関連部門に展開しながら、Project全体をコントロールして技術部内の成果物を納期通り顧客に提出するといったマネジメント業務を、Redmineを使用しながら進めている。

小林 稔央 [富士ゼロックスアドバンストテクノロジー]

富士ゼロックスアドバンストテクノロジー株式会社
プロジェクト管理者 組み込みソフトウェア開発者 新規事業ディレクター

サーバサイド開発、ミドルウェア開発を経て、2004年より組み込みソフトウェア開発に従事。「楽しよう、楽しもう」をモットーに、当時の組み込み業界では珍しかったCIの導入をはじめ、ツール活用を推進。現在はオフショアチームを率い、ハイブリッドアジャイル、OODAを取り入れたプロジェクト管理をRedmine + Lycheeを活用して実施。担当チームは品質テスト、市場トラブルともにゼロを五年間継続中。Redmineエバンジェリストの会メンバー。帽子が大好き。

川端 光義 [アジャイルウェア]

株式会社アジャイルウェア
代表取締役CEO

1998年からソフトウェア開発を15年以上経験。2004年に「バグがないプログラムのつくり方」を出版、XPJUG関西支部の代表を務め、アジャイル開発を現場で実践。ICSE2006でアジャイル開発の経験論文を発表。2007年、Rubyの受託開発を始め、2012年、株式会社アジャイルウェアを設立。2014年にOSSのRedmine機能拡張プラグイン『Lychee Redmine』パッケージを自社開発・販売、2017年には議事録リアルタイム共有サービス『GIJI』の取扱を開始。オーダーメイドの受託開発とRedmine、GIJIの3本柱で理想的なアジャイル開発を目指す。