Session7 01/24 16:15 ~ 16:55
徹底討論!「新規事業提案制度」事務局運営のリアル

次代の柱となる事業を生み出すため、そして新たな事業や価値を生み出すことができる社員を“仕組み”で増やすため、多くの企業が新規事業提案制度を設けるようになってきています。実際に事業化する例も増えてきており、事業創出の観点でも人材育成の観点でも、新規事業提案制度の重要性は今後大きくなっていくことでしょう。
一方で、「継続してアイデアが集まらない」「なかなか事業化まで至るものがでてこない」「年を経るごとに盛り下がってしまう」など、制度を運営する事務局には悩みもつきものです。
本セッションでは、どのような課題があり、それをどのように乗り越えてきたのか、実際に新規事業提案制度を運営している方々のパネルディスカッションを通じて事務局運営の“リアル”をお届けします。

イノベーション鈴木[積水化学工業]

積水化学工業株式会社
コーポレート 新事業開発部
イノベーション推進グループ グループ長

2021年12月より積水化学工業株式会社コーポレート新事業開発部イノベーション推進グループに参画。新規事業提案制度・社内融合・社外との共創を加速中。
前職では、電子カルテシステムとAI診療支援の連携・視線推測によるサイト内関心検知・オンデマンド交通サービス・Ontennaのオープンイノベーションを担当。前々職では、360度画像を使ったインタラクティブなバナー広告“360度バナー広告”をオープンイノベーションにて開発し、複写機メーカーを広告事業への参入を実現させた実績を持つ。

森久 泰二郎[リコー]

株式会社リコー
未来デザインセンターTRIBUS推進室TRIBUS運営/TRIBUSスタジオ館長

宇宙科学研究所にてX線人工衛星「すざく」開発の後、株式会社リコーに入社。
複写機制御システム設計開発、デジタルカメラ設計開発を経てFA領域での新規事業の立ち上げを推進。産業用車両安全システム共同開発プロジェクトではPM/PDMとして従事。
現在は日本初の社内外統合型アクセラレータープログラムTRIBUSの運営と6月に海老名にオープンしたイノベーション拠点TRIBUSスタジオの運営を行う。

斉藤 一実[富士通]

富士通株式会社
CEO室 CDXO div.
シニアマネージャー

富士通研究所入社後、研究所発技術の事業化を推進。財務報告のDXにかかる国際標準規格策定への参画からロビー活動、技術開発、商品化、拡販まで担当し世界30か国以上に展開。その後商品企画室長としてBigData、AIなどの新規製品立上げ。2015年に公募型の社内新規事業制度を設立。現在は3世代目の制度 Fujitsu Innovation Circuit を運営。パーパスは「誰もがクリエイティブに働けるワクワクな日々を作る​」。