セゾン情報システムズ
小野 和俊
ノーチラス・
テクノロジーズ
神林 飛志
オラン
木内 里美
データビークル
西内 啓
PwCコンサルティング
高橋 功
情報通信技術委員会
稲田 修一
リアライズ
櫻井 崇
アシスト
佐伯 竜輔
ノーチラス・
テクノロジーズ
目黒 雄一
DB Online
チーフキュレーター
谷川 耕一
日本アイ・ビー・エム
野間 愛一郎
日本アイ・ビー・エム
苧阪 浩輔
ミック
スマートフォンやインターネット技術の進化とクラウドサービスの普及により、さまざまな産業や事業領域においてデジタルシフトが加速しています。
デジタル時代において、変革の鍵を握るのはデータの活用です。AI、IoT、ビッグデータ、データサイエンス、ディープラーニング、FinTech、ブロックチェーン――昨今、デジタル時代に期待されるこうしたキーワードが注目を集めていますが、これらの共通項は"データがもたらすビジネス価値"にあるといえます。
データを活用し、ビジネス価値を最大化する取り組みは、インターネット企業だけではなく、既存のエンタープライズ企業でも着実に進んでいます。自社の企業競争力強化に向けデジタル変革を推進していくためには、今後の潮流と変わらない本質を捉え、データ戦略の策定と分析基盤を整備し、推進していくことが求められます。
翔泳社の年次カンファレンス『data tech 2017』では、「デジタル変革を牽引するデータ戦略と分析基盤~エンタープライズ×データテックの最新動向~」と題して、データ分析基盤の構築、導入、活用、分析に関するアナリストや専門家やユーザー企業などを講師にお迎えし、来場者の皆さまに最新のデータテクノロジーに関する情報とアドバイスをご提供していきます。
小野 和俊
株式会社セゾン情報システムズ
常務取締役 CTO
1999年、サン・マイクロシステムズ株式会社に入社。入社後まもなく米国 Sun Microsystems, Inc での開発を経験し、2000年より株式会社アプレッソ代表取締役に就任、データ連携ミドルウェアDataSpiderを開発。2013年よりセゾン情報システムズHULFT事業CTO、2015年より取締役 CTO、2016年より常務取締役 CTOを兼任。目下、「バイモーダル」な企業文化の実現とSIerの今後のあり方の模索、そして日本発のエンタープライズプロダクトの世界での成功にチャレンジ中。
神林 飛志
株式会社ノーチラス・テクノロジーズ
代表取締役会長
1993年〜中央監査法人国際部 Coopers&Lybrand Tokyo Corporate Finance に従事
1998年〜(株)カスミ取締役/CIO・在外子会社CEO 情報システムの刷新。ObjectDBを利用した分散並列システムの開発DBベンダーと協調してTransaction機能を実装するミドルレイヤーを開発。POS共通インターフェイスの開発。流通業界の標準EDI基準である流通BMSの開発に従事。
2006年〜ウルシステムズ(株)取締役 ITコンサルティング・システム開発に従事。ソフトウェア事業部長を兼任。
2011年〜ノーチラステクノロジーズ代表取締役 Hadoopでの分散処理フレームワークAsakusaの開発・導入に従事。各社の原価計算システムの構築にも従事
木内 里美
株式会社オラン
代表取締役
大成建設株式会社の建設エンジニアとして長く実務に携わり、プロジェクトマネジメントの経験を積む傍ら、エンジニアリング環境のコンピュータ・ネットワーク活用に携わりました。2001年に社長室情報企画部長として全社情報システム再構築と実行の統括にあたり。その成果が評価されて2003年に日経情報ストラテジー初回CIO・オブ・ザ・イヤーの受賞を受けました。2008年よりグループ会社の常勤監査役を4年間務め、2012年に他社の経営支援のために株式会社オランを設立しました。2013年に著書「日本のIT・なんか変?~次世代のデジタル産業を担う若者たちへ~」を発刊しています。
データ活用の推進に分析基盤の導入を行う企業が加速的に進んでいます。しかし、基盤を導入しても中身のデータを整えることに苦労している企業は多く、弊社にも多くのご相談をいただいています。
本講演では、数々のデータ統合プロジェクトを支援しているリアライズだから語れる、机上の空論ではない本当に必要なデータ統合の進め方をお話したいと思います。
櫻井 崇
株式会社リアライズ
取締役 データマネジメント事業部 副事業部長 兼 マーケティング・営業部 部長
1995年〜株式会社アクセスに入社 震災直後の兵庫県の税務電算システムに参画。2000年〜中央三井信託銀行(現三井住友信託銀行)のシステム統廃合に勘定系統廃合に参画。2006年〜ヒューマネテック株式会社取締役に従事。東京証券取引所における情報系再構築にユーザ側のPMOとして参画。2010年〜株式会社リアライズにおいて、データマネジメントプロジェクトの最前線をPMとして務める。現在は取締役として各プロジェクトのアドバイザ兼PM、さらにマーケティング・営業部長も務める。
ビッグデータやAIなど、データの力を活かそうとする会社は少なくありませんが、活かしきれずに失敗してしまう会社も少なくありません。アルゴリズムやツール以前の問題として、誰がいったい何に取り組めばいいのか、というところからお困りの会社もたくさんいらっしゃいます。本講演ではデータを活かせる組織とはどのようなもので、どう作り上げていけばよいのか、という点についてお話ししたいと思います。
西内 啓
株式会社データビークル
共同創業者副社長
東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、2014年11月より株式会社データビークルを創業。自身のノウハウを活かしたデータ分析支援ツール「Data Diver」などの開発・販売と、官民のデータ活用プロジェクト支援に従事。著書に『統計学が最強の学問である』、『統計学が最強の学問である[ビジネス編]』(ダイヤモンド社)、『統計学が日本を救う』(中央公論新社)などがある。
昨今、ビッグデータを機械学習を用いて活用したいというご相談が急増しています。「Vertica」はデータベースでありながら機械学習も実装できます。DWHの高速化はもちろん、ビッグデータ分析基盤としての機能を数多く備えたVerticaの魅力を、リアルタイム予測などのデモも交えてご紹介します。
佐伯 竜輔
株式会社アシスト
データベース技術本部
入社後eラーニング製品、MySQL、InfiniDBのサポートに従事。現在は、Verticaのフィールドエンジニアとして活動中。『SQL逆引き大全363の極意』共著。
最近のデータ分析は、分析のためにデータを集めるところからスタートすることが多くなっているような印象があります。当然、新しくデータを集めることも必要ですが、自分たちのすでに持っているデータを集めて分析したり、新しく集めたデータとすでに持っているデータを組み合わせて分析することで、経営に資する情報を手に入れることもできます。今回の講演では、弊社で取り組んだ事例を紹介しながら、経営に活かす業務データの活用に関してお話しいたします。
目黒 雄一
株式会社ノーチラス・テクノロジーズ
代表取締役社長
2002年から2007年まではeラーニング業界で教育関連のビジネスで制作や営業を担当していました。2008年からITコンサルティング会社の営業を経て、2011年にノーチラス・テクノロジーズの立ち上げから参加しています。2017年4月より現職につきました。
デジタル経営が叫ばれ、最新のデータ活用テクノロジーが次々と生まれ昇華されていく中、それを自社でうまく適用するためには、まず柔軟かつ高品質なデータの管理・提供基盤、そしてデータ活用の高度化に向けたプログラムマネジメントが必要となります。
本講演では、データマネジメントの視点からこれらの要素のキーポイントを解説し、IT部門によるデジタル経営サポートのステップアップガイドを提供します。
高橋 功
PwCコンサルティング合同会社
テクノロジーコンサルティング シニア・マネージャ
精密機器メーカーの開発部門から、顧客と共に歩む仕事を求めて、DOAコンサルタントへ転身。データモデリングを武器に、企業が持つデータの構造・持ち方・ライフサイクルにおける管理と活用の仕方といったデータマネジメントを、IT企画やシステム設計の中で指南してきた。現在、PwCコンサルティング合同会社にて、データマネジメントの更なる普及促進に従事している。
今のところ、OLTPとデータウェアハウスのOLAP処理を行うデータベースは、分けて構築、運用するのがまだまだ主流だろう。一方で、ハードウェアの性能が大きく向上し大量なメモリを搭載できるようになったこともあり、性格の異なるOLTPとデータウェアハウスの処理を1つのRDBMSで行えることを売りにするRDBMS製品も増えている。そんな状況にある中で、ガートナーもHTAP(Hybrid Transactional/Analytical Processing)という用語を定義している。HTAPの概念で、OLTPとデータウェアハウスのOLAP処理の間にある高い壁を、本当に取り除くことができるのか。
OLTPとOLAPを1つのデータベースで実現するのは理想の姿なのか、はたまた現実的ではない夢の姿なのか。最近になりHTAPに真剣に取り組んでいるIBMにHTAPの目指しているところについて解説してもらい、さらに数々の大規模データベースシステムにおける性能の課題に日々取り組んでいる、データベースエンジニアのミックさんに、HTAPが目指す世界の理想と現実の部分についても語ってもらう。
【モデレーター】谷川 耕一
DB Online チーフキュレーター
ブレインハーツ取締役。AI、エキスパートシステムが流行っていたころに開発エンジニアに、その後雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダの製品マーケティング、広告、広報などを経験。現在は、オープンシステム開発を主なターゲットにしたソフトハウスの経営とライターの二足の草鞋を履いている。
野間 愛一郎
日本アイ・ビー・エム株式会社
クラウド環境におけるデータベースサービスおよびオンプレミスを活用したハイブリッドデータベース環境構築の技術支援を行っています。IBMのクラウドデータベース製品のテクニカルリーダー。
苧阪 浩輔
日本アイ・ビー・エム株式会社
Db2をはじめIBMのデータベース製品の技術支援を担当。金融・製造・公共など様々な業種での技術支援を経験し、現在はデータ分析基盤の提案に注力している。
ミック
SI企業勤務のDBエンジニア。データベース設計やパフォーマンスチューニングが主な専門領域。著書:『達人に学ぶ SQL徹底指南書』『達人に学ぶ DB設計徹底指南書』『SQL実践入門』など。訳書:ジョー・セルコ『プログラマのためのSQL 第4版』など。
「IoTを導入しビッグデータ活用を始めたが、想定した価値を実現できない」というぼやき声をしばしば聴きます。IoT導入=価値創造ではないのです。むしろ導入後に試行錯誤を重ね、サービス化やコトづくりという発想で価値を見つけなければなりません。既存ビジネスの破壊を恐れずに変革に挑戦しなければなりません。
本講演では、ビッグデータ/IoT活用によるビジネス変革の本質とそのインパクト、価値創造の方法論とモダンな開発手法への転換、その推進に不可欠なマネジメントの役割について議論します。
稲田 修一
一般社団法人情報通信技術委員会
事務局長 / 情報未来創研 代表(元総務省大臣官房審議官、元東京大学特任教授)
1979年、九州大学修士(情報工学)。1984年、米国コロラド大学MA(経済学)。1979年~2012年、総務省(郵政省)で情報流通振興課長、技術政策課長、電波政策課長、近畿総合通信局長、大臣官房審議官等を歴任、ICT分野の政策立案や技術開発業務に従事。2012年~2017年、東京大学特任教授として、IoT/データ活用によるビジネス革新や価値創造について研究。2016年に一般社団法人情報通信技術委員会事務局長に就任。総務省情報通信審議会専門委員、科学技術振興機構「さきがけ」領域アドバイザー、京都大学情報環境機構ITアドバイザーなどとしても活動。数多くのコンサルティングを通じ、IoT/データ活用分野の価値創造に貢献。
イベント名 | data tech 2017 |
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日時 | 2017年11月2日(木) 10:00-18:15(受付開始9:30) |
会場 | 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 〒101-0062 東京千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ2F |
主催 | 株式会社 翔泳社 EnterpriseZine 編集部 |
参加費 | 無料 (事前登録制) |
注意事項 | ※座席は先着順となります。 ※当日は混雑が予測されますので座席は詰めてご利用ください。また、立ち見となる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。 ※再入場、途中の入退場が可能でございます。 |