2025年2月、ティム・オライリーが“The End of Programming as We Know It”と語って以来、ITエンジニアはAIエージェントとの代替可能性を意識せざるを得なくなりました。さながら自動運転のようにエンジニアの役割が変化する可能性を示した「エンジニアに許された特別な時間の終わり」は、20万アクセスを超える反響を呼びました。
エンジニアリングに専念できる特別な時間は本当に終わってしまったのか?という問いに、いま明確な答えを出せる人はいないでしょう。しかし「いつか来るかもしれない未来」は、不安や焦燥の視点を少し変えれば、「たかが特別な時間が終わっただけだ」とも言えます。
本セッションでは、今年のAgentic Codingで何が起こったかを振り返りながら、いま目指すべきキャリアを考えていきたいと思います。「エンジニアに許された特別な時間の終わり」の続きを考えるため、U35世代のエンジニアと共に、これからのエンジニアリングの可能性を考えるためのトークです。
watany(渡邉洋平) [NTTテクノクロス]
NTTテクノクロス株式会社
2015年からAWSを中心とする開発のアーキテクト・運用設計支援として活動する一方で、社内にてテクニカルサポートや研修講師を務めています。また、AWS Community BuilderとしてAWS CDKのContributeや技術ブログの執筆しています。2024-2025 AWS Ambassadorとして認定。直近はAgentic Codingにも注目しており「エンジニアに許された特別な時間の終わり」「$100燃やして分かったClineのTips」などを公開