サーバレスなシステム開発に取り組むエンジニアの悩みとしてよく聞かれるのが、CI/CDやテストなどにおける従来のDevOpsの定石をうまく応用できないという声です。しかし、それは本当にそうなのでしょうか？一方サーバレスやクラウドネイティブな開発で、実際にハマりどころとなるポイントはどこなのでしょうか？そしてそのメリットを最大限に享受するにはどうしたら良いのでしょうか？本セッションでは、実際にサーバレス取り組んでいるデベロッパーのリアルなパネルディスカッションを通して、サーバレスなシステムの開発プロセスのあり方を考察します。
【モデレーター】吉田 真吾
【パネラー】生井 智司、相馬 賢司、猪飼 大志
吉田 真吾 [セクションナイン]
株式会社セクションナイン
代表取締役社長
Serverless Community(JP)
AWSの活用や運用改善の支援、サーバーレスアーキテクチャの導入を中心としたコンサルティングからデリバリーまで幅広くエンジニアリングの支援業務を行っています。また、JAWS-UG横浜やServerless Meetup Japan、ServerlessConf Tokyoなどのコミュニティを運営し、日本におけるサーバーレスの普及を促進しています。
生井 智司 [ミクシィ]
株式会社ミクシィ
ヴァンテージスタジオ 新規事業推進室
2012年に株式会社ミクシィに入社。SNS mixiの開発を担当した後に、2014年より写真共有アプリ「家族アルバム みてね」の開発に従事しています。iOS、Android、サーバー（Ruby）、インフラ（AWS）、画像認識など、一通り開発を担当しています。昨年、アップロード処理の高速化のためAWS Lambdaを活用してサービスの一部をサーバーレス化しました。
相馬 賢司 [ワイヤ・アンド・ワイヤレス]
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス
2013年 ワイヤ・アンド・ワイヤレス株式会社入社。主に公衆Wi-Fiサービスの認証基盤やデータ基盤のクラウド移行、自動化を加速させるためのアーキテクチャ設計を担当しています。
猪飼 大志 [日本経済新聞社]
株式会社日本経済新聞社
デジタル編成局 編成部
2015年日本経済新聞社入社。サービス内製を推進しているチームにて、iOS 向け日経電子版アプリ、紙面ビューアーアプリと、その API の開発を担当しています。昨年、紙面ビューアーに必要なリソースの生成と配信をサーバーレスで行うシステムを開発し運用中。