PayPalの創業者であり、ゼロ・トゥ・ワンを書いた投資家ピーター・ティールは、人生にとって「時間はいちばん大切な資産」であるとし、我々は皆、自分の時間という資産の投資家であることに触れています。もしその考え方が正しいのであれば、自分のキャリアという時間資産の投資を考えるときに、スタートアップへの投資の“逆説的”で“反直観的”な考え方が役に立つはずです。本講演では、スタートアップへの投資の考え方とキャリアの考え方を相互に参照し合いながら、スタートアップとキャリアの両方について理解を深める試論を行います。
参考：「逆説のスタートアップ思考」
馬田 隆明 [東京大学]
東京大学
産学協創推進本部 本郷テックガレージ ディレクター
日本マイクロソフトでの Visual Studio のプロダクトマネージャー、テクニカルエバンジェリストを経て、スタートアップの支援を行う Microsoft Ventures に所属。2016年6月より現職。 スタートアップ向けのスライドなどの情報提供を行っています。
