近年、 Docker や Serverless によりコンテナ技術が身近なものになりました。コンテナ技術を導入する際に、既存のサーバをそのままコンテナに置き換えることが多いのではないでしょうか。サーバー上で運用していたものをそのままコンテナ上に置き換えても、生産性は上がらず、むしろコンテナを管理する工数が増えてしまい、運用が複雑になります。コンテナを活用することで、現場やプロダクトにどういう影響をあたえたのか、また現場にどのようなパラダイムシフトが起こったのかを解説致します。後半はマイクロサービスを行う上で欠かせない『変化に強いインフラ作り』を Wantedly People を元に事例を紹介致します。
坂部 広大 [Wantedly,Inc]
Wantedly,Inc
インフラチーム リーダー
Wantedlyインフラチームでサービス基盤の改善とツール開発に従事しています。WANTEDLY TECH BOOK(達人出版社)や「Docker を Production で使い続ける理由」(Wantedly Engineer Blog)、「Docker と Kubernetes を使って変化に強いインフラを作る」(Wantedly Engineer Blog)など、変化に強いインフラ作りに日々取り組んでいます。