ITは本当に世の中の役に立っているのか?プログラムで世界が変わったか?そもそもITなんていらないのではないか?といった本質的な問題意識を持ちながらも、エンタープライズITの世界の第一線で活躍する二人のIT屋、井上誠一郎さん(ワークスアプリケーションズ)と神林飛志さん(ノーチラステクノロジーズ)が、バズワードについて、Slerの幸せについて、データベースについて、クラウドについて、エンジニアのキャリアパスについておおいに反省したりしなかったりした、EnterpriseZineの人気連載『IT屋全力反省会』が書籍になりました。本セッションでは書籍発刊を記念して、モデレーターにセゾン情報システムズの小野和俊さんをお招きし、皆さんで対談自体を振り返りつつ、あらためてすべてのIT屋を代表して全力で反省します!
【登壇者】
井上 誠一郎 [ワークスアプリケーションズ]
神林 飛志 [ノーチラステクノロジーズ]
小野 和俊 [セゾン情報システムズ]
井上 誠一郎 [ワークスアプリケーションズ]
株式会社ワークスアプリケーションズ
Partner/Executive Fellow
ロータス株式会社時代、アメリカ・ボストンのIris Associates社に出向、Lotus Notesの開発に従事。その後、アリエル・ネットワーク株式会社の創業メンバーとして参加、CTOを務める。現在は株式会社ワークスアプリケーションズのエグゼクティブフェローとして、製品横断のパフォーマンス改善、開発インフラの改善、採用(グローバル)、教育等に従事。また、同社の新製品である世界初の人工知能型ERP「HUE」開発のアーキテクチャー責任者を務め、グローバルでの開発を指揮している。
神林 飛志 [ノーチラス・テクノロジーズ]
ノーチラス・テクノロジーズ
代表取締役社長
1998年、小売りチェーンのカスミに入社。2002年10月にウルシステムズ取締役に就任。2011年10月ノーチラス・テクノロジーズ代表取締役副社長を経て、2012年4月より現職。オープンソースの分散処理ソフト「Hadoop」で基幹系のバッチシステムを実現するための「Asakusa Framework」を開発、分散処理システムの導入を手掛けている。
小野 和俊 [セゾン情報システムズ]
株式会社セゾン情報システムズ 常務取締役 CTO テクノベーションセンター長
アプレッソ代表取締役社長
大学卒業後サン・マイクロシステムズに就職し、シリコンバレー本社での開発を経験。その後24歳でアプレッソを起業し、DataSpiderを企画・開発。趣味はプログラミングとネットゲームとワイン。